日本は景気が良くなりつつあると言われても、イマイチ実感できないこの頃。といって、いつまでもほしい車を買わずに我慢するのもつらいものです。
バブルの頃みたいに、お金が余って仕方がないというのでなければ、中古車を上手に買うとコストも節約できます。
そこで、中古車を安く買うコツ5つをご紹介させていただきます。上手に買って、お得に愛車を手に入れましょう。
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この記事の目次
中古車を安く買うための5つのコツ
1、中古車販売店をまめにまわる
最近では、車をネット経由で買う人も出てくるほどで、スマホやPCさえあればほしい車の情報はどんどん手に入ります。しかしそれで車をお安く買えるかというと、ちょっと疑問ですね。というのも、ネット経由で中古車を購入する場合、「値引き交渉」という大事な話がしにくいからです。
もし自分が営業マンだとしたら、メールで「安くしてくださいよ」というお客さんと、何度も店頭に足を運んでくれて、車の話を繰り返し続けてきたお客さんから「もうちょっと、何とかならない?」と聞かれるのでは、気持ちは同じでしょうか?
中古車を安く買いたければ、複数の中古車販売店をこまめに回り「本当に車がほしいんです!」
というアピールをしっかりしておくのがいいでしょう。中古車を買うのも値引き交渉をするのも、最後は人間関係がモノをいいます。
2、旧モデルよりもうひとつ前の型落ちを狙う
最近の車は、市場の動きがとても早い。新車でモデルチェンジがあれば、旧型はすぐに中古車市場に流れてきます。
とくにフルモデルチェンジをしたときは、新型車への乗り換えがぐっと増える。その後の中古車を狙うのがお安く買うコツです。
旧型とはいえ、フルモデルチェンジ直後ならまだまだ値段は高いもの。「○○なら、どれでもいいなあ」と思うなら、旧モデルよりもう一つ古い型で価格を調べてみましょう。どうしても欲しければ、その型の車を頑張って手に入れるべきですが、もうひとつ前の型にするだけで、価格がまったく違ってきます。
このあたりの価格比較や、ほしい車のモデルチェンジについての情報は、まめに中古車販売店を回っていればスタッフから手に入れることができます。
3、中古車が安くなる時期を狙う
野菜や魚に旬があるように、車の価格も1年の間に変動します。
新車なら決算期の3月が安いと言いますが、中古車のお値打ちシーズンは決算期の後に来ます。ほとんどの企業の決算が3月にありますから、中古車の価格が下がり始めるのは4~5月です。
この時期は中古車を欲しい人が減り始める時期でもあります。中古車を購入したい客層というのは、学生や新社会人など、まだ手元に十分な車の購入資金がない人たちです。そういう人は、4月の新生活に合わせて車を購入したいものです。
つまり3月末までに車を購入し、進学先や就職先の新居へ持っていきたいんですね。
こういった中古車を買いたい人の流れがちょっとおさまるのが、4月の中旬ごろです。ですから4~5月ごろは、値引き交渉に応じる中古車販売店が多くなるんです。
4、どこまで値引き交渉が可能か限界を見極める
中古車を買う場合、だいたいこれくらいかなと予測をつけていった価格と、まるで折り合わないこともあります。そんな時でも一応は値引き交渉をやってみたほうがいいでしょう。
ただ、やみくもに「値段を下げてくださいよ~」といっても、それほど効果はありません。
なんども担当の営業マンと話をしながら、会話の中で「あっ、これくらいまでは販売価格を下げるつもりだな」という値引きの限界を見極めましょう。
中古車の価格は、あらかじめ多少の利益を見込んで高めに設定してあります。
ですから値引き交渉を始めると2~3万くらいは安くなります。車両価格にもよりますが、5万円までは下がると思いましょう。そのあとは交渉力次第。頑張れば7~8万までは引いてもらうことはできるでしょう。
5、色やグレードににこだわらず安いものを検討する
モデルチェンジ後の車種は安くなるといいましたが、それでもモデルチェンジ直後はそれなりに高いものです。
思ったほど値段が下がらない時には、カラーやグレードを見直しましょう。
たとえば、同モデルであっても白や黒は人気が高い色です。
これを赤や青、グリーンに変えるだけでぐっとお安くなることもあります。またグレードにもそれほどこだわりを持たなければ、もっと幅広く安い中古車を買うことができます。
ほんとうに必要なモノに狙いを絞って人気物件に手を出さなければ、おのずと価格は安くなっていくことを覚えておきましょう!