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【車検に通すためのマフラーの選び方】サイレンサーを付けるだけじゃダメ!?

車検 マフラー

車のマフラーには、排気音を変えたり有害物質の排出を抑制する役割があります。純正品から自分好みの社外品に交換すると車の印象も大きく変わるので、マフラーのカスタマイズというのは大変人気があります。

しかし、カスタマイズよって車検に通らなくなるケースがあるので、製品の選び方や設置方法には、細心の注意を必要です。そこで今回は、車検に通すためのマフラーの選び方についてお伝えしていきます。

 

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最初に車検に通るマフラーの条件を把握しよう!

車検に通るためのマフラーの条件があります。そのため、製品を購入する前に、以下の2つの条件をしっかりと把握しておきましょう。

条件①:排気音量が基準値を下回っている

車のマフラー音は、騒音問題になるほど大きい音が出る可能性があるので、音量に一定の基準が設けられています。この基準を上回る音量のマフラーを取り付けてしまうと、車検に通せません。

車検において評価対象となるのは、「近接排気騒音」と呼ばれるもので、マフラーの出口付近に計測器を置いて音量を測定します。その時の数値が96dB以下なら、車検に通ります。ちなみに軽自動車は、97dB以下が合格ラインです。

この数値のみを見ると、どれくらいの音量なのかわからない人も多いと思うので例を出すと、犬の鳴き声が90dB、ガード下で聞こえる電車の通過音が100dBと言われています。結構大きな音だと思いませんか?運転する人にとっては心地よい音かもしれませんが、周囲の人からするとかなりの騒音に聞こえる可能性があるので、上記のような基準値が設けられているわけです。

条件②:設置位置が適切である

排気音量だけでなく設置されている位置も条件をクリアしなくてはいけません。設置位置は最低地上高が9cm以上であることと、フロアラインから10mm以内に収まっている必要があります。

最低地上高というのは、地面からマフラーの位置までを垂直に測った時の距離です。地面からマフラーまでが垂直で9cm以上の距離が無いと、車検に通りません。

また、フロアラインというのは車枠のことで、マフラーが枠から10mmを超えて飛び出ている場合も、車検ではアウト判定されてしまいます。

 

じゃあどんなマフラーを選べば車検に通すことができる?

市販やネットで販売されているマフラーには、車検対応の有無が記載されています。それが「保安基準適合品」と「車検対応品」です。この2つは車検に通ることを前提に作られているので、これらを取り付けておけばまず問題ありません。「保安基準適合品」、「車検対応品」の表示は、各商品にしっかりと記載されていますので、必ず確認してください。

また、上記2つのマフラーよりも車検に通る確率が高いのが、「JASMA認定品」となります。これは、日本自動車スポーツマフラー協会と呼ばれる団体が認定した製品で、より厳格な基準によって審査されています。そのため、絶対に車検に通したい方は、JASMA認定品を購入しましょう。

また、「今のマフラーが気に入っているけど、騒音が気になる」という方は、サイレンサーを活用するのも手です。サイレンサーをマフラーに取り付けると、排気音量を抑制できます。約20bB前後音量を抑えることができるので、今のマフラーでは既定値を超えてしまっても、サイレンサーを活用することで、基準値内に収めることは可能です。

ただし、マフラーにサイレンサーをしっかりと固定させないと、車検に通りません。ネジで止める程度では不十分で、溶接などを施す必要があります。簡単に取り外せる状態はアウトというとですね。

そのため、サイレンサーを固定させることができない方は、残念ですが今のマフラーを外し、先程紹介した車検に対応しているマフラーに交換した方がよいでしょう。

 

マフラーの劣化により車検に通らないケースもある

マフラーは、車に乗っている年数が長ければ長いほど劣化しやすくなります。劣化すると穴が空き、そこから音漏れが発生してしまいます。もともとマフラーは排気音を抑制する役割を果たすものなので、穴が空くと相当な音が車外に漏れることになります。そうなると、周囲の迷惑になるのは当然ですし、車検に通すこともできません。

応急処置としてテープで穴を塞ぐことはできますが、走行中に溶けたり外れたりする可能性がありますし、テープで塞いだ程度では排気音を基準値以下に抑えることは難しいです。そのため、マフラーが劣化したらすぐに交換するのが望ましいです。もしご自身でマフラーを交換するなら、「JASMA認定品」などの車検に確実に通る製品を選びましょう。

ただし、マフラーの交換には5万円以上の費用がかかる場合が多いです。中古品や安価なマフラーなら1、2万円で済ませることも可能ですが、すぐに劣化して次の車検までもたない可能性があります。

このように、マフラーの劣化による交換は多大な費用がかかります。しかも、マフラーが劣化する頃には、車の他の部位も傷んでいる可能性が高いので、修理費用が余計にかさむかもしれません。

多大な修理費用をかけて車検に臨むくらいなら、思い切って車自体を買い取りに出して、新しい車に買い替えた方がお得です。「でも、マフラーが劣化した車って買い取りしてもらえないんじゃないの?」と思われるかもしれません。

確かに買取価格は正常な車に比べると下がってしまいますが、マフラーの修理にかかる費用に比べると、マイナス査定される額は少ない場合が多いです。なぜなら、車買取店は自社の修理工場を活用することで、我々一般人よりも格安で修理することができるからです。そのため、マフラーが劣化した車でも買い取ってくれるのです。

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