コンパクトミニバンといえばこのシエンタとフリードの2車種です。どちらかが気になっていれば必ず比較対象になるであろうモデルになろうかと思います。
現行シエンタで3年落ち、フリードが2年落ちとしっかり「現行車」である2車種は、どちらがおすすめなのか?を比較してみたいと思います!
実際にどちらも中古車も出てはいるのですが、中古車で買うつもりであれば、デビューが1年早いトヨタシエンタが価格もそこそこ落ちて来ていてお買い得感が高くおすすめです。
そもそも販売価格からして価格の高いフリードは中古車ではまだまだ値落ちて来ていませんので、装備のそろった未使用車があるのでしたら即買いのタイミングかなとも思います。
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この記事の目次
シエンタ・フリードの燃費
気になっている方は多いのかなと思いますが。燃費については、シエンタ・フリードどちらもノーマルとハイブリッドを設定しています。結論からお伝えしますが燃費はどちらのエンジンでも、若干ではありますがシエンタの方が燃費はいいです。
記載している実燃費は「若干」というよりも余裕とも思いますが、乗車人数や走る環境によっても大きく変わってくるので若干と表現しています。
シエンタの実燃費
シエンタハイブリッド(G)のJC08モードで…28.8km/L
シエンタノーマルエンジン(X)のJC08モードで…20.2km/L
実燃費で…(シエンタ X)
街乗り:13~15km/L
高速:15~18km/L
フリードの実燃費
フリードハイブリッド(HYBRID EX)のJC08モードで…26.6km/L
フリードノーマルエンジン(G)のJC08モードで…19.0km/L
実燃費で…(G ホンダセンシング)
街乗り:10~12km/L
高速:14~16km/L
シエンタ・フリードの3列目シート
シートの座り心地が良いのは、クッションに厚みがあるフリードで、シエンタはフリードよりも薄いため、長時間座るつもりであれば疲れるのかもしれません。これは大人視点なので、子供さんが乗る分には問題にならない程度と思いますので参考にしてみてください。
実際まだまだ展示車両、試乗車もありますので、座って体感するのがいちばんだと思います。
3列目シート収納
さらに、3列目シート自体の収納性ですが、シエンタは床下収納式ですし、フリードは(正しい名称が分からずすみません)跳ね上げ式となります。
シエンタはその名のとおり2列目の床下に三列目シートを収納してしまうことができるので、とても荷室の使い勝手が良いです。
フリードは三列目シートの上部、天井から吊り下げるような形に固定するだけなので、比較すると収納性は悪くなりますし、一番のネックは後方をさえぎることになり運転に支障が出てしまうところが気になります。
3列目シートの乗り降り
3列目シートへは、シエンタもフリードも2列目シートを起こして乗り降りしなくてはいけないのですが、シエンタは何も気にせずに起こすことが出来るのに対して、フリードは2列目シート位置を1番後ろにしてからでないと、2列目シートを起こすことが出来ないところが細かいですが気になるところです。
シエンタ・フリードの安全装備
最近の車では当たり前に設置されるようになった安全装備についてですが、シエンタもフリードももれなく設定があるので、どのグレードを選んでいただいても問題なく設定することができます。
ただ、ひとつはじめに理解していただきたいのが安全装備(自動ブレーキなど)は、装備していれば絶対に事故にならないということではありません。事故になる可能性を少なくするものですし、装備していれば乱暴に運転していいものでもありませんのでご注意下さい。
トヨタ セーフティーセンス
トヨタシエンタの安全装備は「トヨタ セーフティーセンス」になります。オプションで付ける場合には、43200円から81000円となり、オプション対象グレードは、X、ハイブリッドX、ファンベースX、車椅子仕様車Xです。
このほかのグレード(「X」が付くグレード以外)には標準装備となっていますが、つけようと考えている方は念のため確認をお願いします。
ホンダセンシング
ホンダフリードの安全装備は「ホンダセンシング」です。フリードの場合はホンダセンシングのグレードがありますのでそちらを選んで頂ければ問題ありません。ホンダセンシンググレードを選んで頂く方がお買い得です。
シエンタ・フリードのスライドドア
あと、フリードのスライドドアを両側に付けたい場合、そのときも「ホンダセンシング」グレードを選んで頂ければ両側スライドドアが設定されますので覚えておいてください。
シエンタの両側スライドドアなら「G」で両側に。「X」で片側(助手席側)にスライドドアの設定になります。
安全装備は決して安いオプションではありません。4万円から10万円ほどの追加費用が必要なので、悩まれる方は多いと思います。ですが、コンパクトミニバンの用途上、ご家族、お子さんを乗せることが多い車です。
万が一、自動ブレーキを使うことがあった場合のことを考えると、たった1回だけのためかもしれないですが「付けておいて良かった」と思えるオプションだと思います。
予算が足りない場合、純正ナビなど高価な装備を社外のモノに変更することもできます。ナビだけでも数万円から10万円程度コストを浮かせることも出来ますので最良の車購入参考にしていただけたら嬉しいです。