【コペンローブs 試乗】la400k型は高コスパ誰でも満足できる走りにトリコ

2014年にフルモデルチェンジを果たした2代目LA400K型コペン。3種のボディを用意した事で話題になりました。

今回はコペンローブのCVT車に試乗したので紹介いたします。

飽きさせないコペン3種の外観を選択できる

今回のコペン最大の特徴であるボディ。試乗をしたローブはスポーティな顔つきをしており、スポーツカーよりにしたい方にオススメです。

展示車輌で置いてありましたセロは、丸目のヘッドライトにより、クラシックな雰囲気に仕上がっており、ローブとは大きく印象を変えておしゃれに乗りたい方や女性の方にオススメですね。

コペン セロ①

コペン セロ②

コペン セロ③

エクスプレイでは「D-frame」とよばれる脱着構造により、ボンネット、トランク、フロント・リアバンパー、フェンダー等が着せ替えできるんです。大人のおもちゃのようなモデルになりますので、世界にひとつだけのオリジナルな１台にしたい方などにはオススメです。

高級感溢れる内装でコスパが高い

今回試乗したローブは室内は所々にカーボン調インパネになっており、メーターもモノトーン調でスポーツ感溢れる内装でした。

オプション設定のレカロシートがついていましたが、このシートのできがすごく良かったです。程よいホールド感に十分なクッション性があり、迷う必要がありませんので欲しいなと感じれば購入をオススメします。

流用できるのであれば、他車にもつけてもいいくらいですそれほどまで気に入ってしました笑

そしてなんといっても室内から行う自動オープン機能はまるでトランスフォーマーのようなワクワク感がありました。開閉時間はおよそ15秒程度です。遅いと感じることはないでしょう。ボタン一つでアッとゆうまにオープンカーを楽しめます。

万が一、急な雨が降って来ても15秒間程度ですからすぐに天井をクローズにできます。軽自動車量販車で初めて採用された電動の開閉式ルーフはやはりさすがだと思いますし、こういったところにしっかりと高級感、お金をかけているなと感じます。コスパが高いです。

トランクルームは帆を格納してしまうとあまりスペースはないのでやはりそう言った使い勝手、積載性は良くないですね。

まるで普通車！軽とは思えない走り

走りだしてまず思ったことが、「あれ？普通車に乗ってるっけ？」でした。ゼロ発進からの加速もターボが低速から効き、街乗りでは十分な加速をします。

今回試乗したのはCVT車両でした。車両重量はMTの20㎏増しの870㎏ですが、64馬力トルク9.4キロと十分なエンジンを搭載していますので、あまり車重は気になりませんでした。しかし、普通車と思わされる理由は、決して重たいからってことではありませんが低重心なスタイルとこの車重による安定感によるものだったのかなと思いました。

パドルシフトによる操作は7速まであり、細かな変速を楽しめます。ただ、変速時にほんの少しだけですが妙なショックが気になりましたのでパドルシフトをしっかり利用したいと考えている方にとっては慣れが必要なのかもしれません。

今回の車両は上級グレードのSだったようでビルシュタインのサスペンションでした。少し速度を上げたコーナーリングも跳ねるような感覚はなく、地面に吸い付いているような感覚でした。路面のギャップも変なショックは伝わって来ず、下手な普通車よりも仕上が良いのではといったところでした。

硬すぎ柔らか過ぎずといった万人受けするようなサスペンションだなぁと思いました。

ダイハツコペン LA400K型の試乗 評価まとめ

外装4.0 ☆★★★★
内装4.0 ☆★★★★
走り4.5 ☆★★★★

今回のコペンにはただただ驚かされました。外装、内装、様々な機構部に対する仕上がり方のレベルがここ最近の車の中ではかなりレベルが高いです！正直欲しくなってしまいました笑

少し運転しただけで簡単に欲しいと思わせてくれる魅力的な１台でした。

はじめてのスポーツカーにも今までバリバリスポーツカー乗りだった方でも、お子さんが大きくなり趣味車・セカンドカーが欲しいなーなんて方にも幅広い方々におすすめできる１台です。

燃費も街乗りで13〜17km/Lと比較的良いこともオススメするポイントです。

現在相場は120万〜と決して安くはなくまだまだ高値ではありますが、それ以上の価値があると感じる車だと思います。どなたが乗っても満足度が高い車に仕上がっているコペン(la400k型)、コスパが良いので強くおすすめしておきたい。