カローラレビンにもたくさんの種類がありますが、今回は最終型のカローラレビンをご紹介したいと思います。レビンは1995年～2000年(平成7年から平成12年)の車です。AE86以降、FFとなったレビン・トレノも改良を重ね最終型では大幅な進化を遂げています。
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この記事の目次
AE111史上最もスポーティー
最終型であるAE111は歴代で最もスポーティーなボディに仕上がっていると思います。最上級グレードのBZ-Rでは大型ウィングが装備されています。
全体的に見回すと、あ、スポーツカーだと誰もが言う外観にしあがっているので、所有しているだけで車好きと思ってもらえるモデルです。
エンジン開発費で内装予算なくなった？
ステアリングやシフトノブブーツ等はレッドステッチが奢られており、とてもスポーツ感があるのですが、他は至って普通の仕上がり。特に魅力を感じるわけでもありませんごめんなさい笑
ネガティブな感想を強いて言えばシートの柄がイマイチです。 広さはスポーツクーペだねと思わされる空間。特に広い、狭いとも感じません、どなたが乗られても違和感なく運転していただけるでしょう。ほんとうに良くも悪くも普通と感じる室内です。(エンジン開発費等で室内は手抜きだったのかな？笑)
とにかく回すのが楽しい4A-Gエンジン
AE111の魅力はスーパーストラットではなくやはり改良された4A-Gエンジンだと思います。AE86と比べると約35馬力もアップしており、レッドゾーンも7800回転と高回転型エンジンになっていて、とにかく回すのが楽しいエンジンです。
車重も1㌧ちょいですのでストレスなく加速していきますし、なんせ良い音を奏でます笑！(マフラー変えると無駄に踏みたくなっちゃうくらい良い音で困ります笑)
BZ-R装備のスーパーストラットサスペンションもほどよい固さで町のりからワインディングまで気持ち良く走ることができます。
ただスーパーストラットはアフターパーツが少ないみたいでレースに出るかたはノーマルストラットを使う方が多いようです。高回転エンジンで軽い車ですので非常に楽しい車です。
カローラレビンAE111 評価まとめ
外装４☆★★★★
内装３☆☆★★★
走り４☆★★★★
内装を気にしなければ非常に良い車だと思います。普段の町のりからスポーツ走行まで幅広く使えますし、ラリーでも活躍してるみたいですね。トヨタの名車カローラレビンの名に恥じない魅力を兼ね備えた車だと思います。
相場も60～80万と比較的安価な値段です。ただ111型の4AGは人気があり、ボディもレース用に使う方もいますので良い個体は早々無くなっていく傾向にあるかもですね。買うなら今がオススメの１台です。
カローラレビンAE111 スペック
【トヨタ カローラレビン 1.6（BZ-R）】
駆動方式 FF(前輪駆動)
乗車定員 4名
最小回転半径 5.3m
全長×全幅×全高 4305mm×1695mm×1305mm
ホイールベース 2465mm
車両重量 1080kg
エンジン型式 4A-GE
総排気量 1587cc
最高出力 165ps
燃費(10.15モード) 12.6 km/L
実燃費 10.0～12.0 km/L
使用燃料 ハイオク
タイヤサイズ (前後)195/55R15