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ジムニーのメリットとデメリットは?これで愛車選びに失敗しない!

ジムニーの長所と短所

スズキの軽オフロード車であるジムニーは、他車と比較してもその存在は独特です。

ジムニーが優れた車であることは確かですが、人によって向き不向きが必ずあります。

ジムニーの長所と短所をしっかりと把握しましょう。そうすればジムニーを選んで「失敗した」ということがなくなります。ジムニーを購入しようと思っている方の参考になれば嬉しいです。

ジムニーのメリットについて

 

ジムニーは、本格的な悪路を走破する走破性については、他社の追随を許さないほどです。

ジムニーには、トヨタのランクルやFJクルーザーなどと同様にラダーフレームを採用しています。

一般的には、フレームとボディを溶接した一つの個体としているモノコックボディが多いです。しかし、ジムニーにはフレームとボディが別々のはしご状のフレームを採用したラダーフレームを、軽自動車では唯一採用しています。


このラダーフレームの一番の特徴はフレームが強固

悪路を走破する場合、様々な路面状況に遭遇します。岩肌が散見される場所や、砂地、雪道など、様々なシチュエーションによって車体に受けるダメージは一般道と比較しても大きいです。そのため、フレームとボディが一体となっていると、悪路を走行した際に受けたダメージは、フレームを含むボディにまで及んでしまいます。

しかし、ラダーフレームではボディとは別となっており、また、フレーム自体も強固なはしご状を形成しているので、とても頑丈で、悪路によるダメージもボディには及ばず悪路を走破するには長所となっています。

 

また、ジムニーの駆動方式はパートタイム4WDです。

路面状況に応じて、2WDと4WDへと切り替えることが出来るのも一般道を走る際は2WDにし、燃費重視にすることも可能ですし、路面に合わせ4WDにし走破性を高めることも可能です。

フルタイム4WDではないので、ユーザーの嗜好に合わせ変えれる点は長所です。くわえて、サスペンションもリジットアクスル式を採用しており、悪路でのタイヤの接地性を高めているのも特徴的です。

ジムニーのデメリットについて

 

ここまでジムニーのメリットをお伝えしましたが、もちろん良いところだけではありません。デメリットもあります。

まず、ドアが3枚(フロントに2枚)で後部座席へのアクセス性が悪いです。

どうしても、フロントシートを倒さなければアクセスすることが出来ません。また、タイヤがオフロード車専用タイヤとなっており、一般道における走行音や振動は大きいです。

さらに、モノコックボディではないため、振動を拾いやすく、他の軽自動車と比較すると大きく揺れてしまいます。

そして、全車4WDですので、車重も1トン近くあり、燃費も悪いです。

また、トランスミッションも軽自動車では多いCVTではなく、4ATになってしまうので燃費へ影響しています。これらがジムニーのデメリットとなります。

ジムニーは悪路での走破性を重視しているので、一般的な使い勝手は非常に悪いと感じます。

その点は割り切って選択することができる方にとっては大きなメリットのある車になるでしょう。

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