トヨタのランドクルーザー80系と三菱のパジェロは、古くから人気のあるSUVですが、性能などにどのような違いがあるのでしょうか?
互いの走行性能や燃費、インテリアを比較してみました。
どちらを購入しようか迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
【愛車の買い替えをご検討中の方へ】■手間なく愛車を高く売却したい人
手間をかけずに愛車を高く売るなら「ナビクル」車買取サービスがおすすめです。ナビクルを運営するのは東証一部上場企業株式会社エイチームなので、安心して利用することができます。
■愛車の買取価格相場を確認する
ナビクルは、愛車の査定を依頼することができるサービスです。愛車の相場を調べることができるので、買い替え時に参考にしていただけます。 ディーラーでの下取りが好条件であったとしても、買取業者のほうが買取の専門店なので高額査定になりやすいです。
『手間なく愛車を高く売りたい』と思っている方は、ナビクルのサービスが最適だと言えますね。
■査定はスマホで簡単です
ナビクルならスマホやタブレットで、調べたいときにすぐに愛車の査定額を調べることができます。
必ず売却しなければいけないサービスではないので、気軽に利用してくださいね(完全無料)
走行性能
ランクル80の走行性能において見逃すことができないのがエンジンです。
実際にランクル80に乗っている人からは「どんなにキツイ勾配でも苦しむこと無く登る」「舗装されていない悪路でも軽々と走り切る」などオフロードでの走破性を評価する声が多数あがっています。
力強くてパワフルなエンジン性能に定評がありますね。
しかし、オンロードでの低速走行に関してはかなり評判が悪いです。
とにかく低速域での動作性が悪く、「重たい乗り心地だ」「なかなかスピードに乗らない」などの評判が見受けられます。街乗りなどの低速走行を余儀なくされるシーンでは、かなり心地悪さを感じてしまうでしょう。
速度が上がるにつれて乗り心地は向上するものの、そもそも加速が悪いのであまり高速で走行する機会がありません。ランクル80はあくまでオフロードでの走破性を楽しむ車だと言えます。
一方パジェロもランクル80と似たような特性を持つ車です。
車体が重い(一番重たいグレードで2160kg)ので低速域での動力性は良くないし、カーブの多い峠道でもスイスイ曲がりません。ただし、ランクル80(2270kg)よりも車体が若干軽い分、加速に鈍さは感じません。
そのため、中速域以降では軽快な走りを楽しむことができるでしょう。また、パジェロの方がランクル80より小型なので、ランクルでは侵入できない道にも入ることができます。
SUVの運転に慣れていない人は、パジェロの方が扱いやすそうですね。
パジェロのオフロード走行に関してですが、こちらもランクル80と同様なかなかのもので、未舗装の道路や雪道などでもスイスイと走ってくれます。ただし、本格的なオフロード走行においては、力不足を感じてしまうかもしれません。
「単純な走破性はランクルの方が優れている」という口コミも多いですし、実際にオフロードでパジェロを利用する人は少ないです。
ランクル80は本格的なオフロード走行を楽しむための車ですし、パジェロは坂道や雪道など軽めの悪路を走りつつ、高速道路や平地での快適性も確保できる車と言えそうですね。
燃費
ランクル80の実燃費はガソリン車で6km/L前後、ディーゼル車で7km/L前後です。
1年間で1万キロ走行したとすると、ガソリン車は年間約240,000円、ディーゼル車は年間178,000円のガソリン代がかかります。(※レギュラー1L145円、軽油1L125円で計算。)
一方パジェロの実燃費はガソリン車で7km/L、ディーゼル車で10km/Lです。
年間のガソリン代はガソリン車で207000円、ディーゼル車で125000円のガソリン代になります。
ランクル80の方が年間で40,000円~90,000円のガソリン代が余分にかかってしまいます。
この金額はとても大きいです。
もし5年間乗り続けると、20万円~45万円もランクル80の方が余分に必要となります。これだけの金額があれば、パーツを取り付けたり維持費にまわしたりすることができるので、あまり車にお金をかけれない人はランクル80はおすすめではありません。
インテリア
ランクル80の室内の広さは、2475(室内長)×1515(室内幅)×1155mm(室内高)。
一方のパジェロは2,470×1,410×1,265mmです。
室内長はほとんど同じですが、室内幅はランクル80の方が。室内高はパジェロが広い(高い)です。
ランクル80のボディの大きさがパジェロよりも50mm~150mm大きいので、室内もランクル80の方が若干大きいと感じるかもしれません。
と言ってランクル80の方が大きいから圧倒的に快適かといえばそうでもないようです。
そこで実際に乗った人の意見を見てみましょう。
ランクル80のインテリアに関する良い意見としては「古い車だけどいかにもランクル!といった雰囲気で高級感を感じる」「落ち着いた雰囲気を味わえる」「運転席のスイッチ類の配置がすっきりしている」といった意見が多いですね。
一方パジェロは「荷物がたくさん詰めるので、家族のお出かけにもってこい」「高級感というよりかはシンプルなデザインで好感が持てる」といった意見が見受けられました。
ランクル80は上質で高級感な雰囲気を味わえる。対するパジェロは実用性を重視した親しみやすいインテリアといった感じでしょうか。結局は好みの問題なので、購入前に試乗して確かめておきましょう。
ランクル80とパジェロの違いは?まとめ
ランクル80とパジェロは結局どちらがオススメなのでしょうか?
これは、あなたがどのような目的で車に乗るかによります。
本格的なオフロード走行を考えているなら、ランクル80です。
悪路での走破性は圧倒的で、どんなに過酷な悪路でも走り抜ける性能を持っています。
また、車両を操作するにはそれなりの運転テクニックが必要となるので、自分の運転技術を試したいという人にもランクル80は最適です。まさに玄人好みの本格クロカンです。
一方、ファミリーカーとしてや実用性を重視するならパジェロでしょう。
パジェロの方がオンロード・オフロード両面でバランスの良い走りを楽しめます。
たくさんの荷物を積めるのは当然としても、ランクル80よりサイズが若干小さいので扱いやすく家族でアウトドアに出かけるのにももってこいでしょう。
運転技術もそれほど必要ありません。はじめてSUVに乗る方であれば、パジェロならバランスが良いので失敗ということにはならないでしょう。