ランクルプラドの年間維持費は？最低月３万円でOK？購入前に必ずチェック

トヨタのランドクルーザープラドは、オンロード・オフロードのどちらでも快適な走行性を追求した本格的ＳＵＶです。

1990年のデビュー以来ずっと高い人気を誇り、2017年9月にはビッグマイナーチェンジをして、より本格的ＳＵＶとしてさらに人気が高まりました。あらゆる道を走行していくパワーと強靭な足回りにくわえて、デザイン性や居住性の高さ、積載性、安全性など、どれをとってもユーザーを満足させるクオリティ。

とはいえ、ランクルプラドは重量も排気量もヘビー級の車なので、年間の維持費がかなり心配です！購入前には必ず維持費をチェックしておきましょう！

ランクルプラドの自動車税・重量税・自賠責保険

年間維持費合計はディーゼルで７万円超

年間維持費の合計は、ディーゼル車が約72800～77500円、ガソリン車が約85500円です。ランクルプラドは車体が大きく、排気量も大きいので、ディーゼル車でも年間に7万円以上の維持費がかかります。

この合計は年間に必ず払うことになる自動車税にくわえて、2年ごとの車検時に支払う重量税と自賠責保険の費用が含まれています。

そのほか、車検代や任意保険料、燃料代などを追加すると、ディーゼル車で約36～38万円、ガソリン車だと約45～48万円がかかる計算です。

なお、年間維持費は車が新車から数えて13年を経過していない場合の費用で、13年超となると重量税が割増しになります。車検代も高額になりますから、購入時にはのちのちの年間維持費をよくシミュレーションして計算することが大事です。それでは、この合計金額の内訳をざっくりと見ていきましょう。

ランクルプラドの自動車税

自動車税は、ディーゼルでもガソリン車でもランクルプラドの排気量なら年間5万1千円かかります。排気量はガソリン車ランクルプラドの排気量は2700cc、ディーゼル車の排気量も2700cと同じです。

ちなみに、ランドクルーザープラドのディーゼル車は燃費基準をクリアしておりエコカー減税対象車ですが、自動車税の減税はないので、安くはなりません。

ランクルプラドの自動車重量税

ランクルプラドの場合、1年あたりの重量税は2万500円です。ただし燃費基準の条件を満たしているエコカーになりますと、「0.5トン」ごとの税額が2500円になるので、かなりお安くなります。

ランクルプラドのディーゼルなら、購入時に払う3年間分の重量税が減税となりますし、重量税が免除されるようなグレードになると、初回車検時の2年分の重量税も免税。ディーゼルの3年目までの自動車重量税は、9300円。

4年目以降は1万2千5百円となります。自動車重量税は、通常であれば1年ごとに課税されるものですが、新車購入時か車検時にまとめて支払います。重量税は車両重量0.5トンごとに4100円ずつ上がっていきます。

ランクルプラドの自賠責保険

自賠責保険は、法律で加入が義務付けられている保険です。強制的に加入する保険で、保険料は車検時に支払います。ランクルプラドなら、新車購入時には3年分を支払いますから、39120円。

4年目以降は13920円になり、2年分だと27840円分が車検時に支払う金額です。

ランクルプラドの車検代

さて、先ほどの合計に、車検整備代の目安をつけくわえてみましょう。ランクルプラドのような大型車では、車検代の目安はだいたい12～13万円です。

2年ごとに13万円ほどの費用が別途かかってくると思って、費用を積み立てておくといいでしょう。

 

ランクルプラドの維持費月々いくら？

上記ディーゼルの場合、ガソリン車の場合がありますが、平均すると年40万円～43万円の維持費が必要になるので、月計算であれば最低でも33333円(約３万円)必要になります。

ランクルプラドは、トヨタ車の中でも人気のSUVになりますが、年間維持費も車検代も費用が一般的な普通車に比べても高額になりますので、購入時に今後の維持費を計算しておくと安心でしょう。