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全長4300mm以下の国産車5選!積載量が大きいアウトドア向けのクルマはコレ

全長4300mm以下の国産車5選

ミニバンやSUV、ステーションワゴンといった車は、たくさんの荷物を積むことができるので、アウトドアや買い物など様々な用途に使用することができます。休日にキャンプや釣りに出けたり、家族みんなでドライブに出掛けたりと、1台で色々な場所に出かけることができます。

その反面、車体が大きいので女性や運転初心者には扱いにくいというデメリットもあります。特に全長の長さが厄介で、狭い道や駐車場では小回りが効かず運転が大変・・・。

そこでここでは、全長4300mm以下のミニバンやSUVを紹介したいと思います。全長が短くてもアウトドアにピッタリな車はたくさんあるので、ぜひ参考にしてくださいね。

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トヨタ シエンタ

シエンタは2003年から販売されてるトヨタのミニバンです。ボディサイズは全長4260mm×全幅1695mm×全高1675mmで、トヨタのミニバンの中で最も小さいサイズとなっています。

全長4260、車幅1695というミニバンとは思えないほどの小ささなので、運転が苦手な人でも扱いやすいです。「軽自動車からシエンタに乗り換えたけど、全く違和感を感じない」という人がいるほど、シエンタの取り回しのよさには定評があります。これなら自宅の車庫が狭い人や細い道を頻繁に通らなければいけない人でも、イライラせずに運転できますね。

シエンタの積載量の大きさも魅力的です。ミニバンの中には3列目シートを跳ね上げて収納するタイプの車があります。ですがこれだと、跳ね上げたシートのスペース分だけ室内幅が狭くなり、積載量が減ってしまいます。さらに、荷室後方から荷物を載せる時に、跳ね上げたシートが邪魔になって、非常に載せにくくなってしまいます。

これに対してシエンタは、3列目シートを床下に格納するタイプとなっています。そのため、格納した3列目シートのスペースが丸々空くので、その分たくさんの荷物を積むことができるんです。跳ね上げ式のミニバンに比べると約500mmも室内幅が広くなります。

そのため、キャンプ用品や釣り道具など、アウトドアに必要な荷物をぎっしりと詰め込むことができます。小さい家具や家電も余裕で収まるほどの広さなので、シエンタで買い物に行けば、わざわざ配送してもらう手間が省けますね。

「荷物をたくさん詰める車が欲しいけど、ミニバンは扱いにくそうだから嫌だな・・・」という方は、ぜひシエンタを購入候補に入れてみてください。「ミニバンは取り回ししづらい」「コンパクトミニバンは荷物が載らない」というイメージが覆されますから。

■シエンタの実燃費
実燃費:11.9~14.1km/L

■シエンタの中古車価格相場
中古車価格:160.3万円

 

ホンダ フリードプラス

ホンダ フリードプラスは2016年にフリードスパイクの後継車として誕生したミニバンです。全長は2WD車が4295mm、4WD車が4265mmとなっており、ミニバンの中ではコンパクトな部類に入ります。

全長が短いため、他のミニバンに比べて小回りが効きます。ミニバンが苦手とする交差点でのUターンも、フリードプラスなら一発でできます。
また、リアカメラが付いているので、バック駐車や縦列駐車がとてもやりやすいです。車庫入れが苦手な女性にとっては嬉しいですね。

フリードプラスは、型式としてはフリードの中の1つのモデルに分類されていますが、室内空間に関してはフリードと大きな違いが見られます。フリードは3列シート7人乗りなのですが、フリードプラスは2列シート5人乗りです。

ここだけ見るとフリードプラスの居住性や積載量は、フリードに劣っているように感じるかもしれません。ですが、シート数を2列に減らしたことで、室内空間によりゆとりができました。そのため、「フリードプラスの方が乗っていて疲れない」「フリードよりも荷物を載せやすい」といったユーザの声が多数見受けられます。

特に魅力的なのが、荷物の積みやすさです。フリードプラスの荷室開口部の高さがフリードよりも145mmも高く設定されているため、長尺の荷物を傾けることなくそのままの角度で積むことができるんです。しかも地上高が355mm(フリードは480mm)と低いので、荷物を持ち上げずに積むことだってできます。重い荷物を持てない女性には、とても便利ですよね。

このようにフリードプラスは荷物をたくさん積んだり、アウトドアに出かけるのにピッタリなミニバンです。全長もフリードとそれほど変わらないので、アウトドアも視野に入れている方は、絶対にフリードプラスの方が便利ですよ。

■フリードプラスの実燃費
実燃費:13.0~16.0km/L

■フリードプラスの中古車価格相場
中古車価格:183.4万円

 

ホンダ ヴェゼル(2018年1月生産終了モデル)

2013年に登場したヴェゼルは、ホンダを代表するコンパクトSUVですが、全長の短さで選ぶなら2018年1月まで生産されていたモデルがおすすめです。現在新車で販売されているのは、2018年2月にマイナーチェンジされたモデルで、全長が4330mmとなっており、4300mmを超えてしまいます。それに対して2018年1月生産終了モデルの全長は4295mmです。

しかも車幅が1770mmとSUVの中ではコンパクトなサイズに分類されるため、駐車場にサイズ制限のある人や狭い道を通る機会の多い人にとってはもってこいです。大型のSUVだと全長4400mm、車幅1800mmを余裕で超えてしまいますからね。

ヴェゼルはコンパクトSUVながら、積載性に優れています。ラゲッジスペースの容量は373Lで、これはヴェゼルよりも大型のミニバンやステーションワゴンに匹敵する広さです。そのため、2列目シートを倒さなくても、たくさんの荷物を積むことが可能です。ゴルフバッグ2、3個なら余裕で積めます。

2列目シートを倒せば、さらに積載スペースは拡大します。サーフボードやスノーボードといった尺の長い荷物だって載せることができますよ。

2018年1月生産終了モデルはマイナーチェンジ前のモデルとなるため、最新モデルよりもお手頃価格で手に入ります。狭い駐車場や道で扱いやすくて、なおかつアウトドアに向いている車を探している方にとっては、かなりコスパの良いSUVと言えるでしょう。

■ヴェゼルの実燃費
実燃費:13.7~15.0km/L

■ヴェゼルの中古車価格相場
中古車価格:177.8万円

 

スズキ SX4 Sクロス

スズキ SX4 Sクロスは、2015年から販売されているクロスオーバーSUVです。2006年~2014年まで販売されていたSX4の2代目モデルに当たります。全長は4300mm丁度で、同じクロスオーバーSUVであるエスクードよりも125mm、CX-3よりも25mm長いです。

「じゃあエスクードやCX-3の方がいいのでは?」と思うかもしれませんが、両車とも積載性に乏しく、アウトドアにはイマイチだと感じました。ラゲッジスペースの容量は、SX4 Sクロスの方がエスクードより45L、CX-3より70Lも多いのです。そのため、たくさんの荷物を積んでキャンプやスキーに行くなら、SX4 Sクロスの方が断然便利だと言えますね。

このようにSX4 Sクロスのラゲッジスペースの広さは、クロスオーバー・コンパクトSUVの中ではトップクラスです。日産エクストレイルとほぼ同じくらい荷室が広いので、ミドルクラスSUV並に荷物を積むことができます。後部座席を収納しなくてもこの広さですので、後部座席を畳むとさらに奥行きが広がり、長尺の荷物も余裕で載せることができますよ。

全長が4300mmと限界ギリギリのSX4 Sクロスですが、運転のしやすさは評価できます。車高が1.57mとSUVにしては低いので、コンパクトカーやセダンに乗っているかのような感覚で運転できます。細い路地や小さい駐車場でも、扱いにくいと感じることはなかったですね。

最小回転半径も5.4mとSUVの中では小回りが効く方なので、軽自動車やコンパクトカーから乗り換えたとしてもそれほど運転に苦労しないでしょう。

SX4 Sクロスに乗ると「クロスオーバーSUVはアウトドアに向かない」というイメージが完全に払拭されます。あまり人気が無いようですが、その分価格も同サイズのSUVより30万円以上安いので、人気がないという理由で見逃してしまうのは勿体無いです。

■SX4 Sクロスの実燃費
実燃費:11.3~13.8km/L

■SX4 Sクロスの中古車価格相場
中古車価格:147.4万円

 

トヨタ オーリス(2015年3月生産終了モデル)

オーリスは2012年から販売されているトヨタのステーションワゴンです。現在新車で販売されているのは2代目になりますが、全長4300mm以下なのは2015年3月まで生産されてたモデルになります。

最新モデルの全長は4330mmですが、2015年3月生産終了モデルは4275mmとかなり短いですね。しかも全長だけでなく車幅1760mm、車高1480mmとボディサイズ自体が小型なので、オーリスのことをステーションワゴンではなくコンパクトカーだと勘違いしている人もいるくらいです。

全長が短い分、小回りが効いて操作しやすいですね。今までステーションワゴンに乗ったことがない人でも運転しやすいでしょう。しかも車高が低いので、高さ制限のある立体駐車場にも停めれます。運転が苦手な人や女性には最適な車と言えますね。

オーリスはボディサイズがコンパクトではあるものの、積載能力はなかなかのものです。荷室の高さはミニバンやSUVに比べると低いですが、奥行きがあります。荷室の奥行きは、全長4400mm以上ある日産リーフやインプレッサスポーツなどのステーションワゴンよりも40~120mm以上広いのです。

しかもこれは2列目シートがそのままの状態の時の奥行きです。2列目シートを倒すと、奥行きは500mm以上広くなります。この広さなら、キャリーケースを2個以上倒して積んだり、スノーボードや小さい脚立を載せることも余裕でできます。「全長が短い=荷室が狭い」というのが間違えであることがよくわかりますね。

大型のステーションワゴンと比べると、さすがに積載量は劣りますが、全長4.3m以下のステーションワゴンにしては十分過ぎるほどの積載能力です。車両本体価格も安めなので、「荷物をたくさん載せたいけどミニバンやSUVは高くて買えない」という人にもぜひおすすめです。

■オーリスの実燃費
実燃費:12.6~13.8km/L

■オーリスの中古車価格相場
中古車価格:87.5万円

 

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