車の購入には高額な出費が強いられるため、同じお金を出すなら長持ちする車を選びたいですよね。最近の車は昔に比べると故障しづらくなってはいるものの、耐久性はメーカーや車種によって差があります。
そこで今回は、耐久性の高い車の多い自動車メーカーや長持ちする車の選び方についてお伝えします。
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この記事の目次
長持ちする国産車メーカーはココ!
長持ちする車というのは、言い換えると「耐久性の高い車」です。そして、耐久性の高い車の調査が、実は毎年行われているのです。その調査というのが、「日本自動車耐久品質調査」です。
日本自動車耐久品質調査では、各メーカの自動車が直近1年間でどれくらいの不具合を出したかが調べられています。不具合項目は全部で177個あり、この項目に該当する数値が低いほど、耐久性(品質)が高い車と言えるのです。つまりこの調査の結果を見れば、長持ちする車を製造しているメーカーが一発でわかると言うわけです。
2018年度の調査(2019年度の調査結果はまだ公表されていない)では、コンパクトカー部門でトヨタ ヴィッツ、ミニバン部門でトヨタ エスクァイア、ミッドサイズ部門でトヨタ SAI、軽自動車部門でホンダ N-ONEが1位に輝きました。
さらに、メーカー別の耐久性ランキングも集計されており、1位がレクサス、2位がトヨタ、3位がダイハツとなりました。やはり、トヨタとレクサスの品質の高さが際立ちますね。
上記以外のメーカーは、残念ながら業界平均点を下回っており、それだけ不具合を起こした車が多いことを意味します。もちろん平均点以下だからといって、全ての車種が不具合を起こすわけではありません。軽自動車部門ランキングではホンダ N-BOXや日産 モコが上位3位にランキングしていることから、下位のメーカーでも長持ちする車はあります。
ですが、「メーカーはどこでもいいから、とにかく長持ちする車が欲しい」という方は、とりあえずレクサス、トヨタ、ダイハツの3社から車をを探せば、安心できるのではないでしょうか?
長持ちする外車メーカーはどこ?
自動車耐久品質調査は世界中で行われており、ランキング結果は日本でのものと少し異なります。日本での調査はどうしても上位に国産メーカーがランクインしがちになるので、長持ちする車の多い外車メーカーを知りたい場合は、あまり参考になりません。
そこで、アメリカで実施された自動車耐久品質調査の結果が参考になります。アメリカでの調査結果は、2019年のものが既に公表されています。ちなみに調査方法は、日本と同じです。
結果は、1位レクサス、2位トヨタとポルシェ、3位シボレー、4位ビュイック、5位ミニ、6位BMWと続きます。レクサスとトヨタは日本だけでなく海外でも評価されていることがわかりますね。ちなみにレクサスの1位は8年連続なので、品質と耐久性がかなり優れています。
外車で耐久性に優れたメーカを選ぶなら、ポルシェ、ビュイック、ミニ、BMWなどです。また、アウディ、フォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツも平均的以上なので、長持ちする車を選ぶにはもってこいです。
長持ちする車を選ぶ時にチェックしてほしい6つの項目
先程ご紹介した「自動車耐久品質調査」は、長持ちする車やメーカーを選ぶための一つの指標にはなりますが、絶対ではありません。たとえば、ランキング1位のトヨタの車を選んだからと言って、全てのトヨタ車が品質・耐久性に優れているとは言い切れないのです。
そのため、それぞれの車で個別にチェックして欲しい項目があります。長持ちする車を選びたい方は、次の6つの項目を購入時にチェックしてみてください。
チェック項目①:大量生産されている車種である
大量生産されている車種というのは、プリウスやアクアのような人気車種です。これらの人気車種は日本だけでなく海外でも販売されているため、すぐに不具合を起こさないような設計がなされています。不具合を起こしてしまうと、メーカーへの信頼度が一気に落ちるので、製造・開発には最高水準の技術が投入されているのです。
そのため、長持ちする車を選ぶなら、大量生産された人気車種を購入するようにしましょう。仮に故障したとしても、大量生産されている分、部品も安く手に入りますし、修理のノウハウも人気車種の方が出回っているので、安く修理に出すことができますよ。
チェック項目②:装備がシンプルである
最近の車はアイドリングストップ機能やターボ機能、安全機能など、さまざまな装備が付いています。これらの装備は、運転機能や燃費機能の向上などをもたらす役割があり、大変便利です。
しかし、装備が増えるほど車内部のメカニズムが複雑になってしまい、逆に故障しやすくなってしまうのです。家電にもこれと同じことが言え、装備が多くて複雑になるほど、故障のリスクも増えてしまいます。
そのため、なるべくシンプルな装備の車を選ぶようにしましょう。最初はオプションもなるべく付けずに購入し、もしどうしても必要となった場合は、追加で付けるようにしましょう。
チェック項目③:フルモデルチェンジから年月が経過している
フルモデルチェンジされた直後の車は、不具合が起きやすいと言われています。設計・製造の段階では問題ないとされていても、いざ世に出て乗ってみると、想定外の不具合が起こることがあるのです。
最近では製造技術のハイテク化により、フルモデルチェンジ実施直後であっても、以前ほど不具合が起こる確率は低くなっています。とは言っても、フルモデルチェンジから年月が経ち、改良を重ねた車に比べると不具合が起きやすいのは変わりません。
ですので、フルモデルチェンジ実施から最低でも1年は経過した車を購入した方が無難です。
チェック項目④:<中古車限定>ワンオーナー車である
この項目は中古車に限った場合です。長持ちしやすい中古車を選ぶなら、ワンオーナー車を購入するようにしてください。過去に1人のオーナーしか乗っていないため、車内部の劣化も最小限の場合が多いからです。
これが何人ものオーナーが乗っていた車だと、乗り方や整備方法がバラバラなため、車の消耗が激しく、すぐに壊れる可能性が高くなります。
また中古車に分類されるかは微妙ですが、展示車や試乗車を狙うのもありです。これらの車は、ショールームやディラーで使用されていた車で、ほとんど乗られていません。つまり、状態は新車とほとんど変わらず、しかも価格が新車よりも安いです。さらに、人気車種である場合が多いので、耐久性にも優れている可能性が高いです。
チェック項目⑤:<中古車限定>修復歴がない車である
こちらの項目も、中古車を購入する場合に限ります。修復歴のある車は、過去にメインフレーム(車の主要部分)が修理されているため、通常の車に比べると故障するリスクが高いです。
最近の修復歴車は、以前に比べると不具合を起こすリスクが低くはなってはいるものの、車を長持ちさせたいなら購入すべきではありません。
チェック項目⑥:自分の用途に最適な車である
自分の用途に適さない車を購入すると、長持ちさせることは難しいでしょう。たとえば、あなたがクルマ好きで、山道や峠道をガンガン走りたいのに、コンパクトカーを購入したらどうでしょうか?コンパクトカーは、運転のしやすさや燃費の良さなどを前提に設計されており、それに適さない用途に使用してしまうと、消耗が激しくなり、すぐに故障してしまいます。
このコンパクトカーの例は少し極端かもしれませんが、自分の用途に適さない車を選んだために、車の寿命を縮めてしまっている人はよく見かけます。そのため、自分の用途に最適な車を選ぶことは、車を長持ちさせるためには特に大切です。