2017年式マツダの新型デミオ(FF)AT車を試乗してきました。現在僕自身マツダRX-8に乗っていますが、マツダの最新技術「スカイアクティブ(SKYACTIV)」+「魂動(こどう)」デザインは、今回が初めてでしたのでとても楽しみでした。実際に走ってみてどうだったのか、デミオ4代目は良いのか悪いのかについて書いています。乗り換えなどの参考になれば嬉しいです。
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この記事の目次
国内にライバル無し!輸入車ライクでコスパが良い
マツダデミオ、今回試乗した車両は1番人気色のソウルレッドプレミアムメタリックです。このカラーが登場して初めてCMで見たときは何とも思いませんでしたが、今改めて見ると「ソウルレッドプレミアムメタリック=マツダ」という印象ですね。
さらに人気色を2番から5番まで紹介しますが、2番人気は「ジェットブラックマイカ」、3番人気は「スノーフレークホワイトパールマイカ」、4番「ソニックシルバーメタリック」、5番「ダイナミックブルーマイカ」だそうです。
デミオの外観に関しては、コンパクトカージャンルのなかでは、正直国内にライバル無しなのかなと感じます。それはフロントグリルの顔(シグネチャーウイング)の統一化によって、輸入車全般がフロントグリル顔統一化してるのと同様に、マツダ全体の価値・ブランドイメージが強くなったことが大きく影響してるんだと思います。
デミオはきっとマツダが狙った通りにそのブランド価値を上げることができているので、「輸入車ライクで」と感じるまでに価値を上げコスパが良いのだと思うんです。
デミオ4代目はミニアクセラ?内装質感が上質に
この4代目デミオの内装って、実はアクセラのパーツにデミオオリジナルのパーツを組み合わせて内装を作っているので、一般的なコンパクトカーよりも上質で落ち着いた内装になっていたんですよね。(※楽車どっとこむ調べ)
僕自身は常に外観から車を選ぶので、基本的には内装はそこまで意識ってしないのですが、それでもあまりにもチープな内装だと正直運転するのってつまらないと感じてしまいますよね。運転しているときは当然中にいるわけなのでね。その点、デミオなら内装も外装同様に上質なので、内装がしょぼいからデミオに飽きたってことにはならないのではないでしょうか。
実際に僕のRX-8と比べてみても全くと言っていいほど、デミオの内装の質が低いと感じることはありませんでした。新車販売価格300万円程度のRX-8と、150万円前後のデミオの内装が同等と感じるのはデミオのコスパがすごく良いってことですよね。
さらに輸入車の同格となるフォルクスワーゲン ポロ(先代)とかup!とかと比べたらもう「圧勝です(小声)」(※フォルクスワーゲンも良い車です。)
あと、後席についてですが、座り心地は運転席と比べてもほとんど違いを感じにくいほどに良く出来ているし悪くないなと感じました。ひざをくっつけるようにしてカラダをまっすぐに座ってみても、助手席との間にコブシひとつ入るくらいの余裕もありましたので、狭いと感じることもありません。(ライターの身長177㎝)
ただデミオの乗車定員5名とはなっていますが、大人3人が後ろに余裕をもって乗るには少々厳しいのかなと思いますので家族構成をよく考えてから検討してみてください。
ディーゼルだけじゃないガソリン車も良く出来てる
デミオは見た目の雰囲気が良いので、もしかしたら少し勘違いされることもあるのかもしれませんが、極々普通のコンパクトカーですので、スペックがものすごく良いかと言われるとそこはやはり普通のコンパクトカー。可もなく不可もありませんと言った感じ。
世間的にはディーゼルが良い、買うならディーゼルで決まりなどと言っているのでガソリン車はだめなのッて思っていましたが、コレが乗ってビックリ。ガソリン車の走り良かったです。数年前におなじコンパクトカージャンルのトヨタパッソ・ホンダフィット・フォルクスワーゲンの up!、どれもAT車に試乗したことがありますが、ココと比べれば間違いなく今回の新型 デミオがワンランク上に行きます。
それは走らせた瞬間に「デミオ良いね」って感じで声に出てしまうくらいに肌感覚でわかりやすい走りの良さです。これは、直列4気筒のエンジンが良く出来ているということももちろんあると思いますが、内装やシートの出来も良いからこそ肌で感じる乗り心地の良さ+質の高さが、イコールして走りの良さに繋がっているのかなと思います。(フィットは4気筒だけど、パッソとアップは3気筒)
そしてデミオは、ハンドリングも良いです。コンパクトカーなので、小回りが利きますしコーナーや右折時に思った通りに曲げることができますので、街乗りではまず不満を感じることはないですね。
デミオ4代目 DJ系試乗 評価まとめ
【コンパクトカー】
外観4.5 ☆★★★★
内装4.5 ☆★★★★
走り3.0 ☆☆★★★
スカイアクティブと鼓動デザインの新型デミオ、ようやく試乗することができました。デミオに乗ってみて素直に感じたのはやはりその質の高さ、コンパクトカーの質の向上です。
これまでのコンパクトカーと同じと思って乗ってみると、しっかりと今までのとつくりの違いを感じるんだと思います。それは見た目もそうですし、走らせても感じることができるレベルです。とは言っても、これはコンパクトカーレベルでの話。
もちろん上位の車やスポーツカーのような走りをしてくれるわけではありませんが、それでも今までセダンやワゴンの上位車に乗っていたけど、「もう大きなクルマは必要ないかも」「コンパクトカーでも良いのかな?」と思っていた方が、ダウンサイジングして乗るには最適な車のような気がします。
ただ、一点だけデメリットと言いますか好みの問題だと思うのですが、マツダのフロントグリル統一によって、最近のマツダ車のアクセラ・アテンザ・CX-3、CX-5、CX-8、そしてデミオを含めたこれらの車種と顔が同じになります。
BMWとかアルファロメオとかアウディとか、輸入車の顔統一にはもう慣れているので気にならないのですが、すれ違う車でマツダ車の多いことに今回気が付きました。
デミオの車自体とても良く出来ていますので、選んで頂いて失敗するようなことはなかなかないと思いますが、もし人とあまりかぶりたくないと感じる方であれば、デミオ選択はしっかりと考えてからの購入が良いのかなと思います。
最後にデミオの燃費について簡単に書かせて頂いて終わりにします。
デミオの燃費はWLTCモードで17~19km/Lと言われていますが、実際に今回街乗りで走ったときは13.5km/L(平均)となりました。こちらも参考にしてみてください。
【編集後記】上の写真はデミオの試乗をしている途中に、デミオならスターバックスのようなおしゃれなカフェでの一コマって撮影しておくと使えるかもと思って立ち寄ったときの一枚です。(スターバックスコーヒー 新潟中野山店)
思った通りデミオはスタバに妙にマッチしていましたね。決してスターバックスラテが飲みたくなってさぼっていたわけではないですからね笑