昨今の中古車市場における中古ミニバンは、種類が豊富となり、様々な車種から選択する事が出来るようになりました。これは、国内市場における新車販売のボディタイプにミニバンが多いからです。
また、人気車種はモデルチェンジを何度かしており、現行モデルの型落ちを安価に購入できるようにもなりました。今回は、そんな中古ミニバンでも100万以下で購入できる車種をご紹介してきます。
【愛車の買い替えをご検討中の方へ】■手間なく愛車を高く売却したい人
手間をかけずに愛車を高く売るなら「ナビクル」車買取サービスがおすすめです。ナビクルを運営するのは東証一部上場企業株式会社エイチームなので、安心して利用することができます。
■愛車の買取価格相場を確認する
ナビクルは、愛車の査定を依頼することができるサービスです。愛車の相場を調べることができるので、買い替え時に参考にしていただけます。 ディーラーでの下取りが好条件であったとしても、買取業者のほうが買取の専門店なので高額査定になりやすいです。
『手間なく愛車を高く売りたい』と思っている方は、ナビクルのサービスが最適だと言えますね。
■査定はスマホで簡単です
ナビクルならスマホやタブレットで、調べたいときにすぐに愛車の査定額を調べることができます。
必ず売却しなければいけないサービスではないので、気軽に利用してくださいね(完全無料)
この記事の目次
トヨタアルファード(10系)
トヨタの最上級ミニバンがアルファードです。初代登場時は、グランビア、グランドハイエースの後継車種としてデビューしました。当時のミニバンの多くは、FR駆動がベースかつ片側スライドドアでした。そんな時代背景の中、FF駆動ベースによる広い室内空間の実現と、室内空間の豪華さを目指したモデルとして登場しました。
今では3代目となっていますが、初代である10系アルファード、特に後期型は未だに人気があり、狙い目のモデルです。
アルファードの中古車価格相場
相場では20万円~180万円と一見広い範囲での価格帯に見えますが、中古車販売台数1300台の内の1070台が100万円以下になっているので、お買い得感の高い車両は多いです。
ちなみに2代目ともなると最低予算が100万円となりますので、その場合100万円予算では車両を選ぶほどありませんし、初代と比べれば条件も悪くなりますので、狙い目とは言えない微妙なライン(予算)となってしまいますので、よく吟味してみてください。
日産 エルグランド(E51系)
日産の最上級ミニバンがエルグランドです。このモデルはモデルライフが長く、現行モデルである3代目にモデルチェンジするまでに、実に8年間販売されたモデルでもあります。ミニバンでは珍しくFR駆動ベースとなっており、走行安定性能が高いのが特徴的です。
また、2500ccでもV6気筒型エンジンを採用しており、他社ミニバンでは直列4気筒が多い中、珍しいミニバンの一つでした。2代目のE51型も購入しやすいですが、さらに初期型は、価格が落ち着き購入しやすいです。
エルグランドの中古車価格相場
中古車相場では修復歴なしの車両が683台あり、20万円~215万円とアルファード同様広い範囲での価格帯に見えますが、その内の540台ほどが100万円以下で購入可能な状況です。
平成20年前後の10年落ちくらいの年式で走行距離7万~8万キロ当たりの物件はお買い得感が高くおすすめです。
マツダ MPV
マツダのローハイト型ミニバンがMPVです。コンセプトはスポーツカーのようなイメージで、ミニバンの枠から超えたコンセプトになるよう開発されたモデルです。国産ミニバンでも全幅が大きく、ロー&ワイドのミニバンで、走行安定性能も高いのが特徴的です。また、国産ミニバンでは唯一のターボ車の設定があり、ホットなモデルもあるのが魅力的です。
また、他社ミニバンではCVTや4速/5速ATが多い中、ターボ車及び4WD車では6速ATとなっているのも魅力的です。中古車市場では、ハイト型ミニバンへ人気が集中しており、購入しやすい価格となっている為、狙い目です。
MPVの中古車価格相場
中古車市場ではMPV最終型が358台の修復歴なしの物件があり、支払い総額16万円~220万円までと、最終型のため価格帯はかなり開きがある状況です。
それでも280台以上の車両が100万円以下で購入可能ですし、やはりハイト型ミニバンに需要がかたよっているため高年式のモデルも100万円の予算で狙えるかなりお買い得モデルになるため、高年式の車や最新型のモデルで中古車を探している方にもおすすめです。
日産 ラフェスタ
日産のローハイト型ミニバンがラフェスタです。初代ラフェスタは2004年に登場し、2012年まで販売されていたモデルライフが長い車種です。両側スライドドアを採用し、5ナンバーサイズのラフェスタは、取り回しの良さが魅力の1台です。
また、昨今では大型サンルーフを搭載した車種が多くなっていますが、ミニバンで本格的に採用された最初のモデルでもあります。また、ハイト型ミニバンが主流となっている中、販売されていたため、中古車市場でも人気は低迷している為、価格も落ち着いており、サンルーフ付きミニバンが欲しい方に狙い目の1台です。
ラフェスタの中古車価格相場
ラファスタの中古車市場では修復歴無しで300台ほど在庫車があり、価格は12万円から130万円と広くなっていますが、一部の車両を除くほぼすべてが100万円以下となっていて他社のモデルよりも安価に取引されている状況です。
そのため、デザインにこだわらないかたで納得ができれば高年式のモデルを大変お得に購入することができるモデルです。
ホンダ ステップワゴン(RG系)
ホンダのミドルクラスミニバンがステップワゴンです。現行モデルでは、5代目となっており、ホンダを支えてきたモデルの1台でもあります。3代目にあたるRG系ステップワゴンは、低床かつ低重心としながらも、ミニバンとしての室内空間を確保したモデルです。
他車と比較した際、低床な為、乗り降りがしやすいのが特徴的です。また、スポーティモデルも展開しており、人気のグレードにもなっています。
RGモデルには2000ccと2400ccの2種類のエンジンがラインナップされ、2400ccでは税金面では不利なものの、よりゆとりのある走行が出来るようになっています。現行では5代目であり、RG系は2世代前のモデルですが、価格は落ち着いており購入しやすいです。
ステップワゴンRG型の中古車価格相場
ホンダ ステップワゴンの3代目にあたるRG型の中古車市場は、修復歴なしの物件で1150台。14万円から150万円と開きのある価格帯になっています。
とは言え、そのうち1100台は100万円を切っているため購入しやすい価格帯ではありますが、やはり2代前のモデルですし、4代目モデルがスクエアな印象にモデルチェンジしたため古さを感じるデメリットがあります。
デザイン的デメリットを感じなければ、そこは王道ミニバンのステップワゴンですから満足度の高い室内空間を手にすることができ狙い目と言えます。
ホンダ フリード(初代)
ホンダのスモールミニバンがフリードです。フリードはコンパクトカーサイズながら、3列シートに両側スライドドアを採用したモデルです。エンジンは1500ccのみとなっており、コンパクトカーと同様の排気量となっています。
中古車市場においても、人気が高い事から、流通量が多いのが特徴的で、特に上級グレードでは高値で取引されています。ただし、初期モデルでは価格も落ち着いている事から、狙い目は初期~中期モデルです。小回りの良さが魅力の1台です。
初代フリードの中古車価格相場
ホンダ フリード初代の中古車相場は、修復歴無しの車両が約1480台ほどあり、つい2年前まで現行として販売されていた初代モデルのため、15万円から200万円と広い相場になっています。
それでもモデルチェンジの影響で半分以上の850台が100万以下で購入可能です。初代であってもそこは「ちょうどいい」のフリードなのでコンパクトで運転しやすいミニバンを探している方にとっては、まさにちょうどいい最適な狙い目モデルなのではないでしょうか。
100万円以下狙い目中古ミニバンまとめ
今回は、100万円以下で購入できるミニバンをご紹介しました。
どの車種も、中古車市場では多く流通している事から、お気に入りの車両を見つけやすくはあります。ただし、中古車は内外装の状態や装備の有無などは、1台1台異なります。
価格だけにこだわることなく、内装の状態・外装の状態・そして装備の有無を総体的にみてバランスの取れた車両を選択することが重要なポイントになるのではないでしょうか。実際に購入する際には、出来るだけ実車を確認して納得できる1台を見つけられるようにできれば理想ですね。