昨今、デュアルクラッチトランスミッションや多段ATなど、クラッチ操作を必要としないスポーツカーが増えています。ですが、クラッチペダルのあるマニュアルトランスミッションだからこそ感じる事が出来る、車を操る楽しさを味わう事が出来るのです。そんな操作感を楽しむ事が出来る車たちを、ご紹介したいと思います。
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マツダ ロードスター
マツダが販売している2シータースポーツカーが、ロードスターです。現行モデルで4代目となっており、初代より人馬一体をコンセプトとして登場しています。エンジンは一貫してNAエンジンを搭載し、ライトウェイトも相まってキビキビ走る車となっています。
また、ドライバーの意のままに反応するこの車は、操作する楽しさを感じる事が出来、特にMT車ではより一層、車との対話をしながらドライビング出来る仕上がりとなっており、ライトウェイトスポーツカーをお探しの方にお勧めです。
日産 フェアレディZ
日産のスポーツカーの代名詞の一つであるフェアレディZは、現行モデルで6代目となっています。現行モデルはV型6気筒3.7LNAエンジンを搭載しており、ハイパワーな心臓部を搭載しています。車体も大きく、車重も重い方ですが、ハイパワーな心臓部を持っていることから、速い車に仕上がっています。
また、日産直系ワークスのNISMOが手掛けるグレードもラインナップされており、ハイパワーを活かした走りを楽しむ事が出来ます。サーキット走行や高速道路のハイシーンにおいても、ワイドドレッドによる安定性、レスポンスの良いエンジンを楽しむ事が出来、ハイパワーなMT車が欲しい方にお勧めです。
スバル WRX STI
スバルのハイパフォーマンスカーがWRX STIです。スバルのWRX STIは数少ない水平対向エンジンを搭載し、水平対向エンジンがもたらす低重心に、シンメトリカル4WDによる運動性能が魅力の車です。
特にWRX STIは2.0Lターボを搭載し、最高出力308PSを発揮します。ラリーでの活躍もさることながら、ワインディングやサーキット走行でも安定した走りをする事が出来ます。4WD車が欲しい方にお勧めの車です。
ホンダ シビックタイプR
ホンダのFF最速モデルがシビックタイプRです。歴代モデルは高回転型NAエンジンですが、現行モデルではターボエンジンを搭載し、よりハイパワーなFF車となっています。歴代モデルでは、高回転NAエンジンならではエンジンを回して楽しむモデルとなっていましたが、現行モデルではハイパワーを駆るモデルとなっています。
歴代モデルも人気が高く、エンジンを回して走るのが好きな方には歴代モデルがお勧めですし、FFでこれほどのハイパワー車は数が少なく、FF駆動方式でハイパワーを操りたい方にはお勧めのモデルです。
トヨタ 86
トヨタとスバルの共同開発車である86は、スバルの水平対向エンジンを搭載しており、NAながらも200PSを超えています。駆動方式では、水平対向エンジンを搭載している車では珍しい、FR駆動方式となっています。
トヨタ86の兄弟車であるスバルのBRZと同じメカニズムですが、86とBRZは異なるセッティングとなっており、86はドリフトがしやすいセッティングとなっています。サーキットなどでドリフトも楽しみたい方には、この車がお勧めです。
まとめ
今回はMTに絞ったスポーツカーをご紹介しました。各車、それぞれ特色があり、車に何を求めるか、によって答えが変わってきます。購入する際には、何を求めているかで、選択肢を絞ることをお勧めします。