車を売却しようと言う時、ちょっと気になるのは、車が古いこと。10年・15年と乗り続けた車は、もう買い取ってくれない気がしますね。ところが実際には10年以上・10万キロ以上の車でも、ちゃんと売却できています。一体どういう理由なんでしょうか。
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古い車って、どれくらいの車のこと？
一般的に、古い車として認識されるのは、購入から10年以上が経過している車・走行距離が10万キロ以上の車でしょう。なぜなら、車は10年以上・10万キロ以上走ったころから状態が変化し始めると言われるからです。走行時にエンジンにガラガラと言う異音がし始めたり、燃費が急激に悪くなったり、さまざまなトラブルが起きてくるのが、ちょうど10年以上・10万キロを超えたあたりなのです。
もちろん購入年数から10年を超えても走行距離がかなりいっていても、車はメンテナンスによって性能の違いを見せます。千差万別といっても良いのですが、目安として10年以上・10万キロ以上の車は古いと認識されると言うことです。
10年経過、10万km超えた車でも売れる？
では一般的に古いと言われる車は、売れるものでしょうか。最近では、古い車をディーラーの下取りに出さずに買取専門店に売却する人が増え、古くても意外と売れる、という認識が出てきました。なぜ古い車でも買い取ってくれるかと言うと、海外に向けての販売ルートが確立してきたからです。
故障の少ないと言われる日本車は、海外で非常に人気があって高く売れます。また海外には日本のような車検制度がないため、10万キロ以上走っている車は珍しくもありません。日本ではもう販売が難しいだろうと言う年数・走行距離の車でも海外で売れるので、買取価格がつくのです。
廃車にしてもお金がもらえる？
また、廃車にするしかないと言われるような車でも、お金がもらえる方法があります。それは、廃車買取業者に売却することです。廃車にする場合はさまざまな経費が掛かってしまいますが、廃車買取業者に売れば経費を支払わずに済むうえに、多少なりともお金が入ってきます。
業者は廃車にする車のなかで使える部品などをリサイクルしたり車体を鉄やアルミの素材として再利用したりして、利益を出していますから、お金を払っても決して損をしません。車としてはもう廃車にするしかなくても、部品としては価値があると言うことです。
古い車だから売れないとあきらめず、売却先を探そう
国内では、年式が10年以上古かったり・10万キロ以上走っている過走行車は買取金額がつかず、お金を払って廃車にするしかないと考える人は多いのですが、実は意外と高値で売れることもあります。
最近では、様々な中古車買取のスタイルがありますのであきらめてしまわずに、売却先を探してみるといいでしょう。