近年、往年の名車が続々と復活しておりスポーツカーの不人気な時代は終わり、再びブームが来たと言っても過言ではありませんね。ただ、未だに復活を遂げていない名車があります。
今回は名車を簡単にではありますが振り返りながら復活するならこうであって欲しいという気持ちも書いてみたいと思います。各自動車メーカーの方よろしくお願いします!
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マツダ RX-7
マツダが誇るロータリースポーツRX-7。
初代SA22C、FC3S、FD3Sとどのモデルもクルマ好きの心を掴み、クルマ好きの憧れ的な存在となりました。なんと言っても最大の特徴であるロータリーエンジン。
モーターのように、いやバイクのようなエンジンの回転でどこまでも回ってしまうような独特なエンジンです。また、加速も旋回性能もピカイチでGT-Rやスープラのようなスポーツカーと並ぶ戦闘力を持っています。
スタイリングも特徴的で特にFD3S型は流線形の綺麗なボディをしており、ボディの美しさでは日本車イチとも言われています。また、アニメや漫画にも多数出ており車業界において非常に人気がある事がわかりますね。
そんなRX-7、中古相場では160万円程からと高価な価格になってきています。今なお根強い人気が故に価格も上がってきているんですね。
後継車としてRX-8が出ましたが、純粋なRX-7に寄せた後継車が出て欲しいですね。
FD3Sのようなスラッとした流線形のボディにハイパワーエンジンを搭載した現代版RX-7が出ることに期待しています。
トヨタ MR2
国内の自動車のMR駆動市販車初として登場したトヨタ MR2。
スーパーカーと同じ駆動方式の和製スポーツカーが登場したことで大きな話題を呼ぶとともに、軽量なボディと高回転型エンジンが高評価を得て発売と同時に人気を博しました。
初代MR2 AW11型から3年後SW20型へと進化を遂げました。ターボエンジン等を搭載し、さらなる高スペックスポーツカーになりました。先代同様にリトラクタブルヘッドライトを採用しつつも流線形ボディによりより一層スポーツカーらしいフォルムになった事も高評価を得ました。
レース等でも大活躍し、未だに現役で使用されているため変わらず人気な事がわかりますね。
中古相場ではターボモデルは130万円程からと値段がじわじわ上がってきておりプレミアがついてきている状態のようです。
今現在、国産車で新車で購入可能なMR車は数少ないので気軽に購入できる価格設定で復活してもらえたらありがたいですね。
日産 シルビア
日本のスポーツカーとして若者からベテランまで幅広い層から支持されている日産シルビア。ドリフト競技では欠かすことのできない1台ですよね。
シルビアには様々なモデルがありますが、特に有名なのがS13、S14、S15モデル。某イニシャルDにも出てきたりしたことでも有名ですよね。また、日本車のスポーツクーペの中でも比較的安価なことで若者から絶大な人気があります。
さらにアフターパーツがかなり豊富で、カスタムの幅が広い事も良いですよね。
現在中古相場ではS13は130万円程、S14は110万円程から、S15は180万円程からと人気の高さが伺える値段となっております。
90年から2000年代にかけてはお手頃に購入でき、誰もが楽しめるクルマだったシルビア。
もし次期型が出るならば是非200万円代のお手頃価格な親しみやすいクルマで出て欲しいですね。
三菱 ランサーエボリューション
三菱最強のスポーツカーとして登場したランサーエボリューション。WRCでの活躍等で瞬く間に人気車となり、今なお根強い人気を誇っております。
スポーツカーらしいスタイリング、パワーのあるターボエンジン、しっかりと路面を捕らえる4WDシステムとスポーツカーとして充分な装備が付いており、チューニングせずとも楽しめるクルマでした。また、有名な映画「ワイルドスピード」で主演が乗るクルマにもなったことで話題になりました。
ランサーエボリューションには第1世代、第2世代、第3世代とあります。世代ごとのモデルによっては外見上では似たり寄ったりなところはありますが、細かな外装の違いや装備の違いなどがあり購入する上で非常に迷ってしまうクルマです。スポーツカーでこれほどモデルが多いのも珍しいですよね。
モデルの数が多いのはやはりそれ相応の人気があったからでそれは今も変わりません。
今一度ランサーエボリューションが復活したらファンは大喜びだと思いますし、ランエボでなくても三菱伝統の4WDスポーツカー後継車の登場を期待しない日はありません。
ホンダ S2000
ホンダ伝統Sシリーズの第4弾として登場したS2000。発売当初から高評価を得ており、本格的なスポーツカーとして名が知れ渡りました。
歴代Sシリーズの後継車ということでオープンカーとして登場しましたが、ボディ剛性は一般的なクローズドボディと同様にする為ハイXボーンフレームを採用し、充分なボディ剛性を獲得しました。まさにスポーツカーとしてのボディに仕上がっていますね。
S2000に搭載しているF20C型エンジンはNAエンジンながら250馬力、最大トルクは22.2㎏とNAエンジンとしては驚異的なスペックを叩き出しています。また、9000rpmまで回る高回転型エンジンということで乗っていて非常にエンジンを回すのが楽しい仕様になっているようです。
そこにVTEC機構も相まって強烈な加速を発生させます。4気筒2リッターNAエンジンの中では最強と言っても過言ではないエンジンかもしれません。また、シフトストロークも短くなっており、シフトフィールもカチカチと決まる感覚で気持ち良く運転できます。
燃費は街乗りで8〜10㎞、高速走行では10〜12㎞ほどと高スペックスポーツカーとは思えない高燃費ですね。
中古相場では150万円程からと価格も下がる気配もありませんので、人気なことが伺えます。
Sシリーズ第5弾としてS660が登場しましたが、第6弾ではS2000の後継車が出て欲しいですよね。最近のホンダ車はS660、シビックTYPE R共にターボ車して登場し、非常に高スペックなエンジンになりました。
ただ、次期S2000には先代同様高回転型NAエンジンを搭載し、ひと昔前のホンダ車のような回して楽しい車で出して頂けたら嬉しいです。
復活して欲しい絶版スポーツカーまとめ
今回はもう一度出て欲しい絶版車をご紹介せました。
各モデル、是非復活して欲しいスポーツカーです。どれも名車ばかりでついつい期待してしまいますよね。
新型より旧型のほうがいいという意見もあるかと思いますが、新型として出たクルマたちには今の時代に合った形、性能を有しており現代に溶け込みやすく新たなユーザーたちに受け入れられるのは間違いないと思います。(ここポイント!)
近年ではNSXやスープラ、S660にロードスターなど往年の名車たちが復活しています。
どれも実際に高評価を得ており、現在販売をしている車輌に関しては人気を得ており、旧型の世代の方々からも新たな若いユーザーからも受けいれられております。もちろん旧型も人気で素晴らしいクルマばかりです。
色々なクルマの旧型と新型が道路で隣り合わせになる未来が早く来て欲しいですね。