車を購入する時「思ったよりも高かった!」と感じたことはありませんか。その理由は、車両本体価格に加えて、諸費用が掛かっているからです。ただし、よく見ると諸費用のなかには、支払わずに済むものもあります。上手に諸費用を節約して、お安く車を買いませんか。
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諸費用の内訳は、法定費用と代行費用
中古車の諸費用とは、車両価格以外にかかってくる費用のこと。大きく分けて、法定費用と代行費用があります。目安として、車両本体価格の10~20%ほどを考えておきましょう。法定費用には次に様なものがあります。
2. 自賠責保険
3. リサイクル料金
4. 消費税
また代行費用としては
2. 車庫証明代行費
3. 納車費
4. 洗車費・クリーニング費
先にあげた法定費用は、法律で決まっているもので、車の重量や排気量によって金額が固定になっています。代行費用は業者が手続きを代行するための費用です。こちらは項目も金額も固定でなく、内容もさまざまです。
代行費用は節約可能な項目
税金や法定費用は節約のしようがありませんが、代行費用は、業者に任せずに自分でやることでかなり節約ができます。ここでは節約をしやすい3項目をご紹介しましょう。
1. 車庫証明手続きの代行費
車庫証明は管轄の警察署で申請して取得します。申請にあたっては必要書類の準備や手数料の支払い、警察署に行く手間がかかりますが、業者に委託するよりは安くすみます。それほど大変な手続きではないので、自分でやるといいでしょう。業者に委託すると、1万~1.5万円ほどの費用がかかります。
2. 納車費
納車費は、契約した車を販売店から運んでもらうための費用です。これは車の販売店まで自分が取りに行くことで節約できます。業者によっては、納車費にほかの経費も含めてあるのでカットできないと言われることがありますが、ためしに交渉してみるのがおすすめ。一般的に、納車費として1万~1.5万円ほどが計上されています。
3. 査定料
ほかにも、諸費用の代行費には、買い替え前の車を買い取ってもらうための査定料が計上されていることもあります。下取り無料という業者が一般的になっている現在、査定料はカットしてもらうように交渉すべき項目ですね。
こういった細かい諸費用の見直しによって、支払総額が変わってきます。購入前にじっくりと諸費用の中身をチェックしなおして、上手に節約しましょう。手間暇を惜しまないことが、お値打ちに車を購入することにつながります。