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水没車の3つの見分け方!中古車を購入する時はココをチェック!

水没車の3つの見分け方!中古車を購入する時はココをチェック!

台風やゲリラ豪雨、津波など、自然災害のテレビニュースの映像では、水の中に浸かってしまった車の光景をよく目にします。自然災害というのは、いつどこで自分の身に降りかかるか予測ができないため、気づいたら自分の車が水没車になるなんてこともありえます。また、市場に出回っている水没車を購入してまう恐れだってあります。

そこで今回は、水没車の特徴や見分け方、車の水没に関する保険についてまで詳しくお伝えしていきたいと思います。

 

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車は水没するとどうなるの?

まずは、水につかってしまった水没車はどうなってしまうのか?水没車の特徴についてお伝えしていきたいと思います。

車内にカビ・細菌・ニオイが発生する

車が完全に水没することによって、車の中のありとあらゆる部分に大量の水が循環します。車を水から引き上げたとしても、完全に水を抜き出すのに時間がかかります。大部分の水を車外に出すことができても、シートなどは水分をまんべんなく吸収しています。しかも、車の中は想像以上に通気性が悪いため、自然乾燥することはできないんです。

さらに換気が悪いせいで、車内は暖かくなりやすいです。そのため、水分を吸収したまま車内温度が上がることによって、カビや細菌が発生しやすくなります。そして時間が経つごとにカビや細菌は増殖し、車内に臭いが充満してしまいます。

一度臭いが付いてしまうと、取り除くことは難しいです。たとえ、シートなどのパーツを交換したとしても、臭いがゼロの状態に戻すのは不可能です。

 

部品が腐食したり劣化する

車の部品というのは、そのほとんどが鉄や金属でできています。そのため、水没することによって、それらの部品は腐食・劣化してしまいます。特に津波など、海水によって水没してしまった場合は、塩分によって急激に酸化が始まり、錆ついてしまうんです。雨水に水没した場合も錆びつきますが、海水はその何倍ものスピードで錆びつくため、腐食や劣化も早くなります。

腐食・劣化が進むと、車の部品は徐々にボロボロになっていき、最終的には崩れ落ちてしまうこともあります。そのため、一度水没した車の部品はすぐに交換しておかないと、後でとんでもないことになる可能性も普通にありえます。

 

電装系統に異常が生じる

自動車の内部には電気が巡っており、その電気によって動く仕組みになっています。「エンジンをかける」「車を前進させる」「音楽を聴く」「エアコンをつける」「ドアを開閉する」これら全ての動作が電気によって可能になるのです。

しかし車が水没すると、その電装系統に異常が生じます。あらかじめ配線には水が入らないように工夫されていますが、水没することは想定されていません。そのため、車が水没するとショートしてしまいます。

また、水没した状態でバッテリーを稼働させると感電しますし、ショートによって火災が発生する危険性も考えられます。このように、水没による電装系統の異常は、大変危険なのです。

 

市場に出回っている水没車の見分け方は3つある!

市場に出回っている中古車の中には、水没車も紛れ込んでいます。では、どうすれば水没車を見分けることができるのか?見分け方は主に3つあります。

 

①生乾きのような臭いがする

水没車は、すぐわかるほどクサイです。ニオイの感じとしては、「生乾きのような臭い」と言えば伝わるでしょうか?

特にエアコンをつけたり、通気性の悪いトランクなどを開けてみると、
すぐ気づくほどの悪臭がします。エアコンのフィルターを変えたり、きちんと乾燥させることよって、多少のニオイは抑えることができますが、
正常な車に比べると明らかにイヤな臭いが残ってしまいます。

そのため中古車を購入する時は、「シート」「エアコンの吹出口」「トランク」と、ありとあらゆる部分の臭いをチェックしましょう。チェックしてみて気になるニオイがなければ、水没車の心配はありません。

逆に、生乾きのような臭いがする場合は、その車の購入は控えた方が良いです。たとえ水没車でなかったとしても、生乾きのような臭いがするということは、カビや細菌が繁殖している可能性があるので注意してください。

 

②サビや腐食がひどい

サビや腐食がひどい車は、水没車の可能性が高いです。外観は一見普通に見えたとしても、いざ車内を見てみると、サビ付いた部分が目に付くことがあります。特に普段あまり目立たない箇所・・・たとえば、エンジン部分やトランクは、水没車であればサビが残っているケースが多いです。

そのため、外装だけ見て安心するのではなく、車内の隅々をチェックしましょう。特に工具やスペアタイヤを入れることが多いトランクルームは、念入りにチェックしてください。

 

③明らかに値段が安い

年式や走行距離が増えるほど車の価値は下がります。ところが稀に、年式が新しく走行距離も少ないのに、明らかに値段の安い中古車が出回っていることがあります。

そのような中古車は、過去に水没したことがあったり、重大な事故を起こした可能性があります。水没車だから安いとは断定できませんが、可能性の一つしては十分にありえます。

そのため、価格だけを見て購入するのは絶対に止めてください。先述の見分け方①②のように、ニオイやサビなどがないかしっかり確認しましょう。

 

水没車の保険について

車の損害を補償してくれる「車両保険」に入っている方も多いかと思いますが、車が水没した場合は車両保険で補償されるのか気になりますよね。実は同じ水没車でも、どのようなケースで水没したかによって、車両保険の適用範囲は変わってきます。

 

悪天候によって水没したケース

台風や雨、洪水などの悪天候によって車が水没してしまったケースでは、基本的に車両保険によって補償されます。あらかじめ設定している保険金額が支払われるので、その保険金を利用して修理するのもありです。

ですが、あくまで設定している保険金額しか出ないため、設定した金額が低い、故障具合がひどい、交換箇所が多い・・・といった場合、保険金額で修理費用をカバーすることができなくなります。もし修理費用があまりにも高くなる場合は、廃車や買い替えも検討しなければなりません。

いずれにしても、悪天候によって水没した場合は車両保険が適用されるので、必ず車両保険に加入しておくことをおすすめします。

 

津波・地震・噴火によって水没したケース

先程お伝えした「悪天候」による水没では、車両保険によって補償されますが、津波・地震・火山の噴火のような甚大な自然災害の場合は、補償を受けることができません。

これらの自然災害よる被害については、車両保険に加入していても補償が受けられないようになっています。保険会社の中には、津波でも被害を補償する特約プランを設けているところがありますが、一時金が支払われる程度です。

 

まとめ

車が水で完全につかるほどの水没をしてしまうと、その車の修復はかなり難しいです。部品を交換したとしても、元の状態に戻すことはほぼ不可能です。

そのため中古車を購入するときは、今回お伝えしたようなニオイや劣化がないか念入りにチェックしましょう。エアコン、ボンネット、トランクルームなど、チェックする箇所はたくさんあります。絶対に値段だけで購入を決めてはいけませんよ。

また、愛車が水没した場合に備えて、保険会社に保険が適用されるか事前に確認しましょう。そして万が一愛車が水没した場合は、「どの程度まで修復できるか」を修理業者とよく相談しましょう。

 

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