今回はハスラーの特別仕様車『ハスラータフワイルド』を試乗してきましたので紹介させて頂きます。
ハスラーが2014年1月に登場してから5年が経ちました。通常、車にとって5年という期間は、デザインやコンセプトが追い付かなくなってもおかしくないです。しかしながら、ハスラーはコンパクトSUVというジャンルを確立したパイオニアな存在で、いまだライバル不在です。
街ですれ違わない日はありませんよね。その秘密を詳しくチェックしていきましょう!
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この記事の目次
ハスラーの圧倒的デザイン力は唯一無二
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ハスラータフワイルドの外装で真っ先に目を引くのが Aピラーからリヤクォーターまで塗り分けられたツートンカラーです。
もともとハスラーは先進的なデザインとカラーリングが特徴でした。5年以上経っているのにいまだに新しいデザインです。
そのなかでも、タフワイルドのツートンカラーは良い意味で目立ちます。唯一無二の存在感と言えるでしょう。これだけ人気になったハスラーですが、この特別仕様車であるタフワイルドのカラーはまだまだしっかりと個性的で選びたくなりますよね。
これはタフワイルド一番の特徴と言っても良いかもしれませんよね。
カラーは挑戦的な組み合わせで他との差別化を図っています。具体的には、スチールシルバーブラックの塗り分け、黒青といった感じでシャープな印象を与えています。ドアハンドルも黒、ホイールも黒ととてもおしゃれな印象です。
このタフワイルドの塗り分けは、ハスラーの中でも圧倒的に際立って個性的です。人目を惹きます。
また、ハスラーはデザインだけではなく、外装の材質にもこだわりがあります。
フロントバンパーは「材着樹脂」を採用しています。だからこすっても傷が目立ちません。(無塗装なんだけど、塗装したような外観に仕上がっている)
趣味の車としてガシガシと使うであろう車ですから、材着樹脂の採用はこだわりが垣間見える部分でもありますね。
内装は材着樹脂使用で高級感ある仕上がり
内装で注目すべきは、インパネも塗装してない材着樹脂素材を使用している点です。
材着樹脂による高級感ある仕上がりが良い
材着樹脂は、塗装してない素材ではありますが光沢感があり、剥離で見た目の劣化もしにくい高品質の素材です。
色はオフブルーです。クール高級感を感じる配色がいい感じですよね。
ただ、この内装インパネは外装カラーをどの色を選択しても、オフブルーの一択なのでご注意ください。(特別仕様車は5色ラインナップ)
フロントガラスは、UVカットガラスを採用し、ドライバーを紫外線から保護しています。
収納もいたるところで工夫されています。アウトドアで使用することを想定しているため、ラゲージのスペース多めに取ってあります。
乗り降りの余裕を確保するため、足元のスペースも他と比べて広いです。これぞクロスオーバーという作り。
開発コンセプトがはっきりしていますので、このコンセプトの明確さがライバル不在に一役買っています。5年たってもいまだライバルがいないのですからね。スズキさんすごいです。
ハスラータフワイルドを試乗しました
ハスラータフワイルドは、最新のSエネチャージを搭載しています。ですから燃費が大幅に向上しているんです。また、アイドリングストップ機能でさらに燃費向上の要因にもなっています。
ハスラーベースグレードではオプションになっている「ディスチャージヘッドライト」「オートライトシステム」を標準装備。デュアルブレーキサポートも装備されたので、安全性能も高いです。
さらにハスラータフワイルドはSUVなので最低地上高が180mmと高め。視点も高めになりますが、運転しやすいちょうどいい高さです。
また、サスペンションも悪路向きにセッティングされています。
ここが他のなんちゃってSUVではない…スズキさんの強いこだわりを感じさせます。遊べる軽ハスラーはかなり本気です。
ハスラーはかなり本気仕様です
だからと言って乗り心地が悪いわけではありません。日常使いで考えれば全く問題ありません。むしろ良いです。
ハスラーは5年前のプラットフォームなのにいまだ快適に感じられます。基本設計の質が高いと言えるのかもしれません。街乗りも趣味利用も兼ねたいと思っている方にオススメです。
発売されてから5年たった今でも見劣りはしません。
さらにはハスラーは「サポカーSベーシック+」に該当する車種で安全面も高性能です。(機能には限界があるので、安全運転を心がけてください。)
ハスラーの気になるデメリット
ただ、1点だけハスラーのデメリットと言いますか、気になるところがあるのでお伝えしておきます。
低速10~20キロ以下だったと思いますが、アクセルを踏んだタイミングで「カク」っとなることがあります。試乗中の短い時間でも2回3回あったのでちょっと気になるところなんだと思います。
似たような症状を感じているユーザーの方がいらっしゃって、その方は新車購入から3~4カ月で気にならなくなった(慣れた?)と言っていました。
たしかに大きくガクッとなるわけではないので気にならないって方も少なくないかもしれません。参考にしてみてください。
とはいえ、走りはとてもスムーズに走りますし、NAエンジンでも坂道で非力とかんじることもありません。
また、今回試乗した特別使用車、「タフワイルド」と「ワンダラー」にはターボの設定がありません。
なので、ターボが良いという方は、ベースになっている通常のハスラーを購入する必要がありますのでご注意ください。
ハスラータフワイルドの乗り心地
ハスラーの乗り心地ですが、足回りが少し硬い設定です。スピードが出てくると、跳ねる感じ。ハスラー試乗の前にジムニーに試乗しましたが、新型ジムニーの方が乗り心地が上質と感じました。
それでも、ハスラーもしっかりイマドキの車に仕上がっているので、街乗りであったり高速走行でも問題や不満はなさそうです。
気になるハスラーの燃費は実燃費で19.3㎞/Lです。四駆やターボを選んでも17.0㎞/Lほど走るので、燃費を重視される方でも選択肢におすすめできるモデルと言えます。
ハスラータフワイルド 試乗まとめ
今回はハスラータフワイルドを試乗しました。これからフルモデルチェンジも控えている?ため、今購入しようと思っている方はしっかりと吟味して頂けたらなと思います。
また、ハスラーはデュアルカメラブレーキサポートを搭載し、安全装備も充実しています。
タフワイルドはもちろん、グレード「A」以外のCVT車に搭載されていますので、どなたであっても安心して運転して頂くことができますね。
最後に納期についてですが、2019年9月現在の納期は…3か月待ちの状況です。
これは、新型ジムニーの納期があまりにもかかりすぎているために、他車種が少し遅くなってもジムニーを納車させたいスズキさんの狙いがあっての納期になっています。
それと、今回のタフワイルドを購入したいと考えている方は、万が一、フルモデルチェンジ後にタフワイルドがなくなる可能性もありますので、そういった点も含めディーラーで確認して頂くと良いかなと。