車を買うときに見積もりを見てびっくりするのが、諸経費の高さです。
車両本体とは別に、車の購入に関するさまざまな経費をまとめて諸経費と呼びますが、そのなかでも税金が占める割合はとても大きいんです。
少しでも税金を節約して、賢く中古車を手に入れることはできないでしょうか。
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自動車取得税が課税されない中古車がある
税金は中古車購入時に法定費用として計上されています。
税金ですから計算式は全国どこで買っても同じです。中古車の購入時には、自動車取得税、自動車重量税が関係してきます。また車の購入時期によっては自動車税の支払いもあります。順番にみていきましょう。
自動車取得税は、車の取得に対して課税されるものです。
都道府県におさめるもので、中古車でも新車でも、普通車でも軽でも課税されます。
自動車取得税の税率は取得価額の3%と決まっています(軽自動車は2%です)。取得価額を計算するには、目安として車両本体価格+主要なオプション費用の約90%を見ておきましょう。
自動車取得税は車の価値に反比例して下がっていきますので、年式が古い車ほど安くなります。
新車よりは中古車の税額が安くて、
中古車の中でも年式が古いとより安くなります。減価償却率によって算出されますから、中古車は新車登録からだいたい6年くらいで資産価値はゼロになります。
たとえ問題なく走れる車であっても、税金上の資産価値はゼロです。
また、計算して割り出した取得価格が50万円以下なら自動車取得税の課税対象になりません。つまり税額もゼロなんです。
自動車重量税も節税する
もうひとつ、自動車重量税もなんとか節税できないのかを考えてみましょう。
自動車重量税は国に対して支払う税金で、自動車の車両重量に応じて課税されます(軽自動車は一律の税額です)。これは車検を通すときに車検の期間分を払う税金ですから、もし車検までの期間が残っている中古車なら購入時に支払う必要はありません。
もし中古車の購入時が車検のタイミングと重なっているのなら、車種を選ぶときには車の重量を基本にしてみましょう。ちょっとですが、節税できるかもしれません。
というのも、普通車の自動車重量税は車の車両重量で決まるからです。これは車にガソリンや冷却水、オイルなどが規定量だけ入っている状態の重さです(スペアタイヤや工具類は乗っていない状態)。この重さによって税額が決まります
たとえばトヨタパッソの
車体重量は910キロ、マツダのデミオは970キロです。いっぽう、同じコンパクトカーでも、ホンダのフリードスパイクは1380キロで、日産のキューブは1210キロです。
このあたりが税額の境目で0.99トン以下の車と1.1トンの車では税額が数千円も変わってくるのです。自動車重量税は車検のたびに払う税金ですから、この差は大きいですね。
もしもデミオかキューブかで迷っているなら、自動車重量税が安いのは車体重量の軽いデミオのほうだと覚えておきましょう。なお、こういった税率はたびたび更新されますから、中古車購入時に販売店に税額の確認をするのがいいでしょう。
自動車税も節税しよう
できれば自動車税も払いたくないですね。自動車税は、自動車の所有者に対して課税されるものです。根に1回の支払いで、こちらも車種や排気量によって変わってきます。排気量で言うと、1000㏄以下~6000㏄以上までのランクがあり、このあいだで500㏄ ごとに課税金額が変わります。排気量が少ないほど税額がさがります。
自動車税は、毎年4月1日時点での所有者に対して課税されますから、もし5月に中古車を購入すれば、残りの分は月割りで支払います(前オーナーが払った分は、前オーナーに返却されます)。次年度からは1年分を払わなくてはなりませんが、初年度だけでも月割計算なら節税ができますね。
ちなみに自動車税には免除対象があり、身体障碍者手帳や療育手帳、精神障碍者保健福祉手帳の交付を受けているひとで、既定の条件を満たしていれば課税されません。
オプションは中古車の購入後につけると節税に
ついでに自動車取得税の節税方法をもうひとつ。
自動車取得税は車の価値が上がると高額になります。オーディオやカーナビ、ドライブレコーダーなどのオプションは自動車取得税の課税対象です。中古車購入時にはこれらのオプションは車についていると税金が高くなるのです。
どうしても購入時に取り付けたいオプションや、後からつけると費用が高くなりそうなものはつけておきますが、カーナビやオーディオはつけずに購入してから、あとで取り付けると自動車取得税がちょっぴりですが安くなりますので、覚えておいて損はありません。