車検費用の相場は依頼する業者によってなぜ違うの?

車を持っていれば、定期的にめぐってくる車検。どうしてもかかってくる固定費用ですが、この車検費用は依頼する業者によって全く変わります。高いところもあれば安いところもある。いったい、なぜこれほど車検の金額に差がでてくるのでしょう。ここではユーザー車検・指定工場車検・ディーラー車検の3つを比べてみました。
ユーザー車検の車検費用は一番安くすむ
ユーザー車検とは、業者を利用せずに自分で陸運局などに車を持って行き、車検を受けることです。検査をして修理や補修が必要な部分だけを直して車検を通します。新車で購入してからそれほど乗っていない車やメンテナンスが終了していて問題のない車の場合はユーザー車検でも問題なく通せるでしょう。
費用はいわゆる法定費用といわれる重量税や自賠責保険、印紙代程度しかかからず、修理がなければ最も安くすむ方法です。ただし自分でやるにはそれなりの知識が必要ですし、車検後に修理が必要になっても、自己責任で点検・補修が必要になります。
認証または指定工場車検ならディーラーよりも安い
認証工場・指定工場は、車検のための点検・整備・調整・修理などをおこない、法律で決められた24カ月点検をおこないます。整備・点検までしますのでユーザー車検よりは安心ですが、費用はやや高め。重量税などの必ずかかる法定費用のほかに、工場側の利益となる整備料金や車検を通すための予備検査費用、車検代行料などが別途必要になります。
ちなみに認証工場とは車の分解整備を行うための認証を地方運輸局長から得ている工場のことで、認証工場のうち、工場内で車検を通すことができるのが指定工場です。つまり指定工場に車検を頼めば、車の整備・点検・車検までがすべて一か所の工場で終わります。認証工場も指定工場も、修理の工賃や検査料などがかかりますが、トータル金額を比較すると、ディーラー車検よりは安いところが多いです。
ディーラー車検の車検費用は安心代もコミ
ディーラー車検は、基本的な内容は認証・指定工場と同じです。ただし、修理に際しては純正部品を使用することになり、オイルなども比較的高額なものを使用します。工賃も部品代も高くなりますので、トータルの費用としては他の車検よりも高くなります。
車検は通るが予備的な修理をしたほうがいいところなどもチェックしてくれ、専門家の目から見て早めに点検・整備を提案してくれるところが大きなメリット。
早め早めの整備をしてくれるので車検後も、安心して車に乗れますし、車検直後の車のトラブルには無料で対処してくれる所が多いです。ふだんこまめに整備をしない人なら、安心代コミのディーラー車検で徹底的にチェックと整備をしてもらえると考えれば安いと考える方も多いでしょう。
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