1. TOP
  2. 車種別の役立つ知識
  3. ジムニー
  4. ジムニーとハスラーどっちがおすすめ!?どちらを買えばいいか比べてみた【比較】

ジムニーとハスラーどっちがおすすめ!?どちらを買えばいいか比べてみた【比較】

ジムニー ハスラー どっち

ジムニーとハスラーは同じスズキの車であり、見た目はどちらもSUVに見えます。しかし、中身は全く別物だということをご存知ですか?

今回はそのジムニーとハスラーの特徴など違いについてお伝えしたいと思います。

【愛車の買い替えをご検討中の方へ】

■手間なく愛車を高く売却したい人

手間をかけずに愛車を高く売るなら「ナビクル」車買取サービスがおすすめです。ナビクルを運営するのは東証一部上場企業株式会社エイチームなので、安心して利用することができます。

■愛車の買取価格相場を確認する

ナビクルは、愛車の査定を依頼することができるサービスです。愛車の相場を調べることができるので、買い替え時に参考にしていただけます。 ディーラーでの下取りが好条件であったとしても、買取業者のほうが買取の専門店なので高額査定になりやすいです。

『手間なく愛車を高く売りたい』と思っている方は、ナビクルのサービスが最適だと言えますね。

■査定はスマホで簡単です

車査定 おすすめ
ナビクルならスマホやタブレットで、調べたいときにすぐに愛車の査定額を調べることができます。

必ず売却しなければいけないサービスではないので、気軽に利用してくださいね(完全無料)
詳細はこちら

ジムニーとハスラーの特徴

まずは、ジムニーとハスラーのそれぞれの特徴について見ていきましょう。

ジムニーの特徴

ジムニーとハスラーの特徴

ジムニーとハスラーの特徴

ジムニーはなんといっても軽自動車ながら本格的なオフロード走行も出来る4輪駆動車です。

本格的なオフロード走行を念頭に置いて、設計・製造されている為、設定上4WDしかなく、全車3ドアというのも特徴的です。

また、ジムニーは軽自動車の中で唯一、強度と耐久性を重視してラダーフレームを採用しており、あくまでもオフロード走行の為の軽自動車です。

ラダーフレーム車として、現在新車で手に入る軽自動車ではジムニーのみ、普通車まで範囲を広げてみても、トヨタのランドクルーザーやランドクルーザープラド、レクサスLX、のみ該当します。

このようにラダーフレームを装着している車は、稀有な存在、かつ本格オフロードを走行する車のみ、採用されています。

そして、このジムニーはサスペンションもリジットアクスル式を採用し、タイヤも大口径のタイヤを装着している点も、悪路を走破出来る為の設計となっています。

ハスラーの特徴

 

ハスラーの特徴

次にハスラーをみてみると、ハスラーはクロスオーバーSUVとして、設計されており、駆動方式もFFと4WDの2タイプ設定されています。

プラットフォームはワゴンRと共用しており、本格的なジムニーとは対照的な構造をしています。

しかし、開発コンセプトとしてアウトドアを好むユーザーを視野に入れており、前後のアプローチアングルや、サスペンションストロークによる最低地上高は、他の軽自動車と比較しても、十分に確保しており、わだちや雪道を十分に走行できるよう設計されているのが、ハスラーの特徴です。

また、デザインも丸形ヘッドライトやメッキ加飾と、デザイン性も考慮されており、環境性・実用性・ファッション性も兼ね備えたクロスオーバーSUVです。

ジムニーとハスラーの燃費

続いてジムニーとハスラーの燃費を比較してみました。

ジムニーの燃費

ジムニーとハスラーの燃費

ジムニーのカタログ燃費(10・15モード)はFR車が14.8km/L~16.4km/L、4WD車が13.2km/L~16.4km/Lとなっています。ただし、これはあくまで理論値であって、実際の燃費はもっと悪いです。

実燃費を計測したところ、高速道路だと10.0~15.0km/L、街中メインだと10.0~12.0km/Lでした。1年間にかかかるガソリン代を燃費9km/L、リッター135円として計算したところ、年間150,000円もかかってしまいます。最近の軽自動車の燃費性能と比較すると、あり得ないくらい悪いですね。

ですが、これは当然の結果と言えるんです。ジムニーは本格的なオフロード軽自動車であり、山道や雪道などの悪路でも難なく走行することを目的として開発されました。そのため、街乗りなどの実用性を求めるユーザーを対象にはしていないんですね。ジムニーを購入するなら、燃費性能には目をつぶらなければいけません。

ハスラーの燃費

ハスラーのカタログ燃費(JC08モード)はFF車が23.4km/L~32.0km/L 4WD車が23.2km/L~30.4km/Lとなっています。ジムニーと同様これも理論値なので、実燃費を計測してみました。

ハスラー実燃費は高速道路が23.0km/L、街中メインで走った場合は24.0km/Lでした。年間のガソリン代(リッター135円の場合)は58,695円です。ジムニーと比較すると圧倒的に低燃費ですね。

ハスラーは様々なシーンを走行できるアウトドア軽自動車として開発されました。そのため、山道や雪道だけでなく街乗りでの快適さも追求されているんです。これがジムニーの燃費との差として大きく表れています。特にハスラーのアイドリングストップ機能は低燃費に大きく貢献しているので、燃費を追求される方は満足できると思いますよ。

ジムニーとハスラーの価格

次にジムニーとハスラーの新車・中古車価格を比較してみました。

ジムニーの価格

ジムニーとハスラーの価格

ジムニーの新車価格は1,485,000円(1,584,000※AT)~1,776,500円(1,875,500※AT)となっています。なお、現在新車で販売されているのは全て4WD車です。一時期FR車が販売されていた時期もありますが、現在新車で手に入るのは4WD車のみ(パートタイム式)です。

ジムニーの中古車価格相場は、FR車で31.7万円、4WD車で155万円となっています。155万円というのは新車顔負けの値段ですね。それもそのはず。ジムニーは中古車市場において絶大な人気を誇っているからです。たとえば、20年落ち走行距離10万キロ超えの車両であっても60万円以上することは珍しくありません。人気が高いので中古車価格もなかなか落ちないんですね。

では、ジムニーを買うなら新車と中古車どちらがオススメかというと、新車をオススメします。その理由は単純に新車価格と中古車価格がそれほど変わらないからです。先述の通り、ジムニーは高年式であっても価格が高いです。100万円以上する中古車もゴロゴロあります。しかも、酷使されて状態の悪い車両も結構出回っています。ですので、同じ価格を出すのなら、状態が良くてキレイな新車の方がオススメです。

 

とは言っても、現在新型ジムニーの納期は1年から1年半待ちの状態ですので、なかなか新車でという判断も難しい状況です。

少しでも新車がいいのかなと考えているのであれば、キャンセル料などは発生しませんので、新車の申しこみだけ済ませておくのも方法ですね。

ハスラーの価格

ハスラーの新車価格はFF車で1,100,520円~1,590,840円、4WD車で1,221,480円~1,717,200円となっています。一方の中古車価格相場は、FF車で102.7万円、4WD車で150.4万円となっています。新車・中古車価格ともに4WD車の場合はジムニーとそれほど変わりません。

ハスラーは2014年に登場したばかりの新しい車ということもあって、中古車価格は高い傾向にあります。そのため、新車を購入した方がお買い得に思えるかもしれません。ですが、ジムニーとの大きな違いは、状態の良い車両が中古車市場に多数出回っているということです。

ハスラーは登場から間もないということもあり、ハスラーのように酷使された車両が少ないです。中古車価格は高い傾向にあるものの、2014年式モデルですと100万円を切る車両もチラホラと見かけます。しかもそれほど状態は悪くありません。なので、新車・中古車のこだわりが特になければ、中古車を購入した方がお得ですよ。

ジムニーとハスラーの走行性能

最後にジムニーとハスラーの走行性能を見てきましょう。

ジムニーの走行性能

いかがでしょうか?雪道であっても力強い走破性だと思いませんか?これがジムニーの醍醐味です。

ジムニーは「パートタイム式」と呼ばれる四輪駆動方式を採用しています。普段は後輪駆動で走行しますが、悪路を走行する際に手動で四輪駆動への切り替えが可能なのです。

 

運転席に4WDスイッチが設置されており、それを押すことで前・後輪のジョイントが繋がります。すると前・後輪どちらかが空転しても、片方が駆動力を確保してくれるので、雪道でもスリップせずに走行できるんです。

また、ジムニーには「4WD-L」と呼ばれるスイッチも設置されており、これを押すことで駆動力がさらにアップします。

これにより、雪の積もった急斜面や凍結の酷い道路、岩のある道であっても力強く走破することができるのです。

 

ジムニーを超えるオフロード軽自動車は見当たりません。

特に雪道での走破性は目を見張るものがあります。軽自動車でオフロード走行を思いっきり堪能したいならジムニーしか選択肢がありません。

ハスラーの走行性能


ハスラーはジムニーとは異なり、「スタンバイ式」と呼ばれる四輪駆動方式が採用されています。これは通常時にFFで走行し、前輪が空転した場合のみ後輪が駆動力を確保してくれるというものです。

また、「グリップコントロール」と呼ばれる滑走防止装置も付いています。これは、雪道で片輪が空転した場合、空転した車輪のブレーキ制度を高めてくれるものなんです。

「スタンバイ式」「グリップコントロール」の2つの組み合わせによって、動画のような雪道や凍結した道路であってもスリップすることなく走行することができます。

 

ですが、悪路走行性能はジムニーには遠く及びません。「スタンバイ式」「グリップコントロール」があるとは言え、険しい雪道の下り坂ではさすがにスリップしてしまう可能性があり危険です。オフロード走行ユーザー向けに開発されたわけではないので、これは仕方の無いことと言えます。

ハスラーの走行性能は、雪道・山道などの軽い悪路でも走行できて、なおかつ通常の道路における快適性も兼ね備えたものと言えます。ジムニーのような本格的なオフロード走行には向いていません。

ジムニーとハスラーどっちを買えばいい?

ジムニーとハスラーの決定的な違いは、どちらもSUVですが、オフロード走行性能の差が歴然です。

この点を重視するなら、間違いなくジムニーがお勧めです。例えば、雪道やキャンプまでの悪路走行がメインとして使用するならジムニー一択です。

 

一方、家族ユースが多く、街乗りから遠出までオンロード走行が多く、たまに悪路をというユーザーには5ドアで利便性も高い、ハスラーがお勧めです。

まとめると、悪路を気持ちよく走りたいユーザーにはジムニーで、街乗りから遠出までタウンユースがメインならハスラーを買うのが最も賢い選択になります。

\ SNSでシェアしよう! /

楽しい車に乗ってワクワクしよ!【楽車どっとこむ】の注目記事を受け取ろう

ジムニー ハスラー どっち

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

楽しい車に乗ってワクワクしよ!【楽車どっとこむ】の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

みー(楽車どっとこむ 編集長)

みー(楽車どっとこむ 編集長)

とにかく車が好きでスポーツカー2台+軽ジムニーにして3台持ちで車を楽しむつもりでいる車バカ(実現)。三度の飯の次に車が好きwご飯のうち1回はマックw 今はより多くの車の知識を増やすべくさらに勉強中。愛車RX-8を売却…現在メインはCRZ。セカンドカーにJB23(2019年12月)JA12(2020年1月)を追加!インスタはこちら⇒instagram.com/miisan

この人が書いた記事  記事一覧

  • [ナビクルとは]ナビクルの廃車買取を検討するのがいいお車はどんなクルマ?廃車で損してしまう前にチェック

  • JB23ジムニーを〇万円で高く買取してもらいました!買取価格はスマホで簡単に調べられます

  • 100万円以下で購入できるかっこいい中古輸入車おすすめ9選!初めての外車の維持費をざっくり紹介

  • 多走行のマニュアル車「パワーでない?」と思ったらチェックしてみて

関連記事

  • 【もう失敗しない】JB23ジムニーのワイパーアームを100均缶スプレーで塗装してみた!

  • ジムニーのメリットとデメリットは?これで愛車選びに失敗しない!

  • JB23ジムニーとジムニーシエラ|走行性能やエンジン性能が優れているのはどっち?

  • ジムニーの中古車を安く購入する方法は?予算70万円以下ならこの方法でゲット

  • 【2021年2月版】新型ジムニー速報!ジムニーやシエラの納期・5ドアモデル最新情報

  • ジムニー(新型以外)のグレード選びは慎重に!安全装備や快適面性の違いを解説