ヴィッツの維持費は月２万円！グレードにより価格が変わる？最安ならコレ

「ヴィッツ」は、トヨタが販売するコンパクトハッチバックカーです。

5ドアのハッチバックにスポーツテイストを付け加えたモデルで、幅広い年齢層から圧倒的な指示を受けています。3代目ヴィッツは2010年12月にデビューし、日本のみならずヨーロッパなどでも広く展開するトヨタの世界戦略車。

実用性が高くて価格もお手ごろですし、しかもスポーツカーに匹敵する機能性もあるということで人気の車ですが、果たして維持費はどれくらいかかるのか。欲しい車だけにコストが気になります。

ヴィッツの自動車税・重量税・自賠責保険の年間維持費

ヴィッツの年間維持費は年間約48500円～60800円が目安。

この年間維持費の合計額は年間に必ず支払うことがいる①自動車税、②重量税（2年ごとの車検時に支払う税金）、③自賠責保険、これらの費用が含まれています。

その他のガソリン代、任意保険料、タイヤ交換・オイル交換のためのメンテナンス代、点検や2年ごとに必要になる車検整備代の半額分（1年分）などを合計していくと、ヴィッツの年間維持費のかかる金額は年額で約250000～300000円となる計算となります。

ヴィッツの年間維持費は約25万円(月2万円)！

コンパクトカーにしては年間維持費が少し高いと思うかもしれませんが、実はヴィッツはグレードによって維持費の幅が大きい車です。車体重量や排気量の差によって税金の額が変わってきますから、購入時には今後の維持費を含めてシミュレーションしてみるといいでしょう。それでは、この年間維持費の合計金額内訳をざっくりと見ていきましょう。

ヴィッツの自動車税

ヴィッツの自動車税は、グレードによって差があります。

1000ccのヴィッツなら29500円、1300ccや1500ccのヴィッツなら34500円です。

自動車税は排気量によって税額が変わるもの。1000cc以下、1000～1500ccまでの間、1500～2000ccまでの間、2000cc以上、という感じで排気量が500cc増えるごとに自動車税は上がっていきます。

1000cc・1300cc・1500ccと差があるために、同じヴィッツでも排気量によって年間の維持費に約5000円もの差額がでます。毎年5000ずつの差額を払い続ければ、3年で15000円の差になり、5年乗り続けると25000円もの差になってきます。

自動車税は毎年払うものなので、維持費を押さえたいと思うならヴィッツの中でも自動車税の安い1000ccを選ぶのがおすすめ。最新型であれば、1000ccのある「F（1,181,520円〜）」グレードがそれにあたりますね。

ヴィッツの自動車重量税

ヴィッツの自動車重量税は、年額5000円～12300円までと幅があります。

ヴィッツはグレードによって車体重量が違いますから、購入前に重量税を確認しておくのが良いでしょう。

ちなみに、自動車重量税は新車購入時もしくは車検時のまとめ払い。2年ごとに受ける車検のときには、「5000円～12300円」の倍の金額を支払う必要がありますのでご注意ください。1.5トン以下なら24600円ですが、車検代とまとめて払うと、意外と大きい金額だなと感じるでしょう。

ヴィッツの自賠責保険

自賠責保険は、強制的に加入する保険です。ヴィッツの自賠責保険は、年額で約14000円かかります。

この金額は決まっていますからどの保険会社に加入しても金額は変わりませんし、自賠責保険は法律で加入が義務付けられているものですから、加入しないという選択肢はありません。必ず加入しましょう。

いっぽう別の保険の任意保険については自由意志で加入する保険で、動車事故に関する損害賠償金をカバーします。対人・対物の保険がつけられ、保険料の目安は年額で6～７万円くらいを見ておくようにしましょう。

ヴィッツの車検代

後は車検整備代の目安をつけ加えてみてみましょう。ヴィッツの車検費用は、だいたい120000円程度になります。

日ごろからこまめにメンテナンスをしていても、やはりこれくらいはかかると思っておくと安心です。とはいっても民間の車検工場や車検専門店などで安いところを探せば80000円程度でおさまるところもあります。

納得のいく整備工場を見つけて、いつでもお値打ちな車検ができるところを確保して維持費を安くできるように準備しておくと良いですね。