ロータリーエンジンのメリット・デメリットを知りRX8の運転をさらに楽しもう

RX8は今では希少なロータリーエンジンを搭載したスポーツカーです。
このロータリーエンジンの性能に惹かれて購入する人もいるほど人気があります。
そんな魅力あふれるロータリーエンジンにもメリットとデメリットがありますので、こちらで紹介させていただきます。
しっかりと把握してRX8・RX7を今よりもさらに楽しみましょうね。
この記事の目次
ロータリーエンジンのメリット
1:コンパクトなエンジン
ロータリーエンジンはレシプロエンジンと比較して、非常にコンパクトなエンジン構造をしています。
部品点数も少なく、例えばレシプロエンジンには装着されている吸排気バルブが、ロータリーエンジンでは不要だったりと、簡単な構造をしているため、ロータリーエンジンはコンパクトなエンジンとなります。
また、部品点数が少ないことで、軽量化にもつながっていますのでコンパクトであることのメリットは大きいです。
2:振動が少なく滑らかな回転
ロータリーエンジンは回転運動によって出力を得ています。
回転運動による遠心力によって、振動は発生しますが、レシプロエンジンの往復運動による振動と比較すると、非常に低振動なエンジンです。
振動が少ないので、乗車時の振動による不快感も軽減されます。
また、ロータリーエンジンはモーターのように滑らかにエンジンが回転します。これは、レシプロエンジンの吸気、圧縮、膨張、排気の1サイクル行ったとしたら、ロータリーエンジンは3サイクル分、行うことが出来ます。
なのでロータリーエンジンは非常に燃焼効率が良いのです。
これによって、非常に滑らかな回転を得られます。一般的に、RX-7やRX-8は2ローターエンジンを搭載し、レシプロエンジンに換算すると6気筒エンジンと同等です。
ロータリーエンジンのデメリット
1:低回転域が苦手
ロータリーエンジンは、部品点数が少なく非常にコンパクトですが、それ故に吸排気バルブがないことから吸排気効率が悪い点があり、これによって不完全燃焼を起こしやすいです。
特に低回転域は流動性がより悪いので、低回転域での走行ばかり重ねると、燃費が悪く、また不完全燃焼が多く残り、プラグが湿りやすくエンジンが不調になりやすいです。(プラグかぶりを起こしてしまいます)
2:オイル消費が多いのでメンテナンスがシビア
ロータリーエンジンは構造上、エンジンオイルを燃焼させながら出力を得ています。
なので、走行距離を重ねれば重ねるほど、エンジンオイルが消費していきます。
乗り方やエンジン状態によって異なりますが、走行距離1000キロほどで約1Lを消費する場合もあります。
このため、ロータリーエンジン搭載車はエンジンオイルを定期的にチェック及び補充を行わなければなりません。
また、エンジンオイルの管理も重要で、量が不足している場合、エンジンにダメージを及ぼす場合もあり、その管理はレシプロエンジンと比較してもとてもシビアです。
まとめ
ロータリーエンジンはレシプロエンジンとは異なり、レシプロエンジンにはないコンパクトかつ滑らかなエンジン特性を持っています。
しかし、ロータリーエンジンならではのデメリットもあり、ロータリーエンジン搭載車を所有するにあたり、これらの特徴を踏まえて愛車と付き合うことが大切です。
【愛車の買い替えをご検討中の方へ】■下取り相場を知らないと損をします
よくある失敗はディーラーで好条件を提示され、具体的な相場を知らずに手放してしまうパターンです。ディーラーでは30万円でも、買取業者では60万円になることも。■買取専門店にお願いする
買取専門業者は様々なメーカー・年式の車種、また改造車でも適正価格で転売するノウハウを持っているので、ディーラーより高く買い取ってもらえる可能性が高いです。一括査定サービスを利用すれば、同時に複数の買取店の査定額を調べられるので便利です。■査定はスマホで簡単に
![]()
カーセンサーならスマホやタブレットで、調べたいときにすぐに愛車の査定額を調べることができます。
必ず売却しなければいけない査定サービスではないので、気軽に利用できますし(完全無料)査定結果はメール連絡も可能なので忙しい方は検討してみては?◎しつこい営業電話もありません。
![]()