車の傷や凹みは修理すると高く売れる?最大3万円?だから直さず売るが◎

車を売るときにちょっと考えるのが、車体の傷。ディーラーから届いたばかりの新車でなければ、小さな傷はつくのが当たり前です。ではボディに傷や凹みがある場合は、修理してから査定したほうが、高く売れるのでしょうか。
査定額にどれほどの差が出るものか、知ってから修理をするか決めましょう。
車の傷や凹みは、残したまま売る
傷や凹みを直してから売るかどうか。結論としては、傷などは直さず、そのまま売るのがおすすめです。
なぜなら、修理や補修にかかったコスト以上に査定額が高くなることはないからです。車のボディの修理には、かなり高額の費用が掛かります。たとえば小さな傷であっても、修理すると数万円のコストがかかりますが、これだけの費用を払っても査定額に十分に反映される保証はありません。それどころか、ほとんど上乗せがされないまま査定額が決まることのほうが多いのです。
買取業者からみると、車体の傷や凹みなどは購入後に自社の修理工場や提携工場で直せばいいだけのこと。それなら査定額をアップするよりも安くすむのです。こうやって考えていくと、査定前にお金を払って傷や凹みを修理するより、何もしないままで売ったほうがお得なのです。
傷や凹みは、1~3万くらいのマイナスにしかならない
それでは、車に残っている傷や凹みは、査定時にどれくらいのマイナス評価になるのでしょう。車の評価項目は、それぞれの買取業者によって異なりますが、一般的には財団法人・日本自動車査定協会の減点方法を基本としています。
たとえば、傷や凹みの直径が1センチ未満の小さな傷などはほとんど減額対象になりません。傷の直径が約9センチ未満くらいになると、減点されることになりますが、それでも1万円程度のマイナスでしょう。傷の直径が約30センチと大きくなっても、査定額としてはマイナス3万円ていどでしょう。
1~3万円のマイナスなんて、ほかのところで査定額をアップしてもらえれば十分カバーできそうな金額ですね。ですから、小さな傷や爪が引っ掛からないような浅い傷などがあっても、気にせずに査定を受けるのがおすすめです。
自分で磨くのも、やらないほうがいい
それでもちょっと気になるから、査定前に自分でコンパウンドやワックスで磨いてみようかな…。こう考えるかもしれませんが、それもちょっと待ちましょう。なぜなら自分で磨くことでかえって塗装に細かい傷ができ、塗装ムラになることがあるからです。
車の評価としては、小さな傷よりも塗装にムラがあるほうが大きなマイナス要因です。とくにパール系ホワイトの車体なら、傷があっても十分に高評価。むしろ自分で磨くと、大きく査定額から差し引かれることがありますので、やめましょう。やはり多少の傷は、そのままにして査定を受けるのがいいですね。
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よくある失敗はディーラーで好条件を提示され、具体的な相場を知らずに手放してしまうパターンです。ディーラーでは30万円でも、買取業者では60万円になることも。■買取専門店にお願いする
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