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走りはスーパーカー?まだまだ中古車で楽しめる国産MRスポーツカー6選

 2019/03/05 車の役立つ知識
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まだまだ中古車で楽しめる国産MRスポーツカー

1970年代、日本ではスーパーカーブームが起こり当時の子供から大人までさまざまなスーパーカーに釘付けになりました。ランボルギーニカウンタック、フェラーリ512BB、ランチア・ストラトス、デ・トマソ・パンテーラなどまるで未来からやってきたかのようなフォルムは当時衝撃的でした。

多くのスーパーカーに共通するもの、それはMR駆動ということ。

理由としては車で最も重たいエンジンが車体の中央にある事でバランスが良くなり、コーナーリングでの限界速度が高くなるなどのメリットがあり、速さを追い求めたスーパーカーには必須の駆動方式になった訳ですね。

そんなスーパーカーと同じMR駆動を採用した日本車もあり、非常に人気がありますのでご紹介したいと思います。

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トヨタ MR2 SW20型

トヨタ MR2 SW20型
日本の自動車で初のMR駆動市販車として登場したMR2。初代AW11型はスーパーカー譲りのMRスポーツカーとして瞬く間に大ヒットし、その5年後の1989年に今回ご紹介するSW20型が発売されました。

搭載するエンジンは3S-GE型エンジンでNAモデルでは最終的には200PS、最大トルクは21㎏、ターボモデルでは245PS、最大トルクは31㎏となっています。年式によってスペックは様々ですので購入の際には要チェックな部分ですね。

外観は初代と様変わりしており初代が角張ったデザインに対し、丸みある流線形のボディは当時のスポーツカーらしいフォルムとなっており非常にカッコイイですよね。また、同じモデルが10年に渡り発売していたのは珍しいことでSW20型の人気が伺えますね。

燃費はターボモデルで6〜9㎞、高速走行では9〜12㎞ほどのようです。中古相場ではターボモデルが120万円ほどからに対し、NAモデルでは50万円ほどからと半額以下で手に入ります。

NAモデルでは比較的状態の良いものも多い為あえてNAモデルを購入し、あとからターボを取り付けるのがオススメとか。MRスポーツカーの代名詞。是非乗ってみてはいかがでしょうか?

トヨタ MR-S


MR2の後継車として登場したMR-S。後継車といってもMR-2のようなハイパワーMRスポーツではなく、ローパワーで軽快にオープンカー状態にして気持ちよく走ることをモットーに制作された1台です。搭載するエンジンは1ZZ-FEエンジンで馬力140PS、最大トルクは17.4㎏となっています。

トランスミッションでは初期型が5速でマイナーチェンジ後が6MTとなっており、当時国産車初となるシーケンシャルマニュアルトランスミッションを搭載したことで話題になりました。補足ではありますがシーケンシャルマニュアルトランスミッションとは、従来のマニュアルトランスミッションでは前後左右のHパターンでの変速に対し、前後の動作のみで変速を行うトランスミッションです。

ギアの入れ間違えがないためレース車両などによく使われるトランスミッションの1つですね。車両重量も1020㎏と軽量なボディですのでちょっとしたワインディングなどでは楽しみながら運転できること間違い無しです。また、屋根をオープン状態にできることから、普通のスポーツカーとは違いオシャレさもあり、天候の良い日には外の風を浴びながら気持ち良く運転できるのも良いですよね。

燃費は街乗りで10〜12㎞、高速走行では13〜15㎞ほどのようです。中古相場では40万円ほどからと非常に安価での購入が可能です。オシャレさ、運動性能も良く手の出しやすい価格帯も嬉しい1台。是非乗ってみてはいかがでしょうか?

ホンダ ビート

ホンダ ビート
ABCトリオ(AZ-1、ビート、カプチーノ)の一台であるホンダビート。小さなNSXとして今なお愛され続けている軽スポーツカーですよね。

搭載するE07Aエンジンは自然吸気(NAエンジン)でありながらに独立3連スロットルに独自の吸気システムのMTRECによりNAエンジンながら自主規制いっぱいの64PSを発生します。また、レッドゾーンが8500回転と、高回転エンジンですので回して楽しめるのもいいですよね。また、純正部品の再生産を2017年から実施しており故障しても部品が出てくるのはありがたいです。

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肝心の走りは車重760㎏と非常に軽量なボディですのでヒラヒラと軽く動き、街中でもサーキットでもどちらでも楽しめるそうです。

燃費は街乗りで10〜14㎞、高速走行では15㎞ほど。中古相場では40万円ほどからと非常に安価で購入可能と手に入れやすさも魅力ですよね。軽自動車ながらエンジンに非常にこだわっているビート。ぜひ乗ってみてはいかがでしょうか?

ホンダ S660

ホンダ S660
ビートの後継車として登場したS660。若者からベテランまで幅広い層から人気があり街でもよく見かける1台となりました。高性能を確保する為MR駆動にし、手軽にオープンカーにできるようロールトップを採用するなど工夫を凝らせた1台であります。

搭載するエンジンはN-BOXなどのNシリーズに採用されているS07A型エンジンに改良されたターボチャージャーが装置されたものになっており、馬力64PS、最大トルク10.6㎏になります。また、パワーあるエンジンを最大限に活用するべくトランスミッションも軽自動車初となる6MTを採用しています。

CVT車にはスポーツモードを採用した7スピードCVTを採用しておりMT、CVTどちらでも楽しめる仕様になっています。走行中のサウンドにも凝っていて、ターボチャージャー作動音、ブローオフ作動音も独自の味付けになっているサウンドで走っている時の楽しみが増しています。

燃費は街乗りで12〜16㎞、高速走行では17〜20㎞と高燃費なのも良いですよね。中古相場では120万円ほどから購入可能のようです。今や珍しい現代版MR軽スポーツカー。是非試してみては?

マツダ AZ-1

マツダ AZ-1
軽自動車ABCトリオの1つであるマツダAZ-1。ビート、カプチーノと共に軽スポーツカーを牽引した1台でした。そんなAZ-1は小さなスーパーカーと言われ長年車好きから愛されてきました。

小さなスーパーカーの所以として大きな特徴なのが軽自動車唯一のガルウィングドア。ランボルギーニカウンタックなどとは違いルーフから開くタイプのガルウィングでメルセデスベンツのSLSなどと同じですね。

ちなみにカウンタックのようにドア自体がスライドして開くのはシザースドアと呼ばれるのが正式名称です。また、搭載するエンジンはアルトワークスで使用していたF6Aエンジンが搭載されており、馬力64PS、最大トルク8.7㎏のスポーツエンジンが装着されていました。

ボディにはFRPが使用されていて車重も720㎏しかないことから非常に軽快な動きを楽しめると同時にピーキーなステアリング特性にはクセになる方が多くいるそうです。

燃費は街乗りで10〜12㎞、高速走行では13〜15㎞ほどのようです。中古相場は車体の減少からプレミアが付いてきていて、100万円ほどから購入可能です。欲しいと思っていた方は早めの購入がおすすめです。日本が誇る小さなスーパーカー。状態の良い車両がなくなる前に是非一度検討してみてはいかがでしょうか?

ホンダ NSX NA型

ホンダ NSX NA型
日本のスーパーカーと言っても過言ではないNSX。最近でも現行型が登場するなど話題になりました。今回は初期のNA型をご紹介したいと思います。

世界に通用するホンダの顔をモットーに開発されたNSX。車名の意味はN=ニュー、S=スポーツ、X=未知数という意味が込められています。全高が低く、車幅、全長もかなり大きく日本車にはない往年のスーパーカーのような出で立ちで登場しました。

また、当時では市販車初のオールアルミモノコックボディを採用したことでも話題になりました。それに伴い、ロボットによるライン生産は不可で手作業による制作だったこともありスーパーカーと言われる所以になったそうです。

搭載するエンジンはI型ではC30A型エンジンを搭載しており、馬力は280PS、最大トルクは30㎏です。またそれ以降では3.2LのC32B型エンジンとなり馬力は変わりませんが、最大トルクが31㎏となっております。

タイムアタックで有名なニュルブルクリンクでは8分を切ると速いと言われますが、8分を切る7分56秒を切るタイムをマークしており見た目だけではないことがわかりますね。レースでも活躍しており、有名なものではスーパーGTでは優勝も飾るなどして更に人気を得ました。

燃費は街乗りで6〜㎞ほど、高速走行では12〜13㎞ほどのようです。中古相場ではAT車は500万円ほどから、MT車になると750万円ほどからとプレミアがついており、非常に高価なことがわかりますね。本当に欲しい方は今後さらなる値上がりが予想されますので早めに購入すること間違い無しです。

日本が誇るスーパーカー。是非一度でいいか乗ってみたいですね。

国産MRスポーツカーまとめ

いかがでしたでしょうか?

国産MRスポーツカー、はっきり言ってどれも魅力的な車ですよね。どれがいいのか?と聞かれてもどれも良い。としか答えようがありません。

ただ、国産MRスポーツカーのモデルはS660を除いては古い年式の車ばかりですので、維持費の面では覚悟が必要でしょう。

ですがそれでも、今買わなければもっと古くなってしまうだけに、欲しいと思っていた方は今が正念場なのかもしれません。

人生一度キリ。悔いのないカーライフを送って頂けたらなと思います。この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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maa

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FD以外の車では満足のできない。もう一度FDに乗りた過ぎる生粋のFD中毒男。実は車同様にバイクも好きです。休日にはバイクぶっ飛ばして日ごろのストレスを解消。野菜ジュースがあればあとは何も要らないほど野菜ジュース党な車バカ。愛車アルトワークス。

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