ラッカー缶スプレー塗装をやって失敗してみた!後編/チヂミと塗料の相性・重ね塗りについて
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こんにちは楽車どっとこむの「みー」です( *´艸`)
今回はラッカースプレーでクリア塗装をしてみました!の動画の後編を紹介します!
前回(前編)は「研ぎと養生」についてまとめましたが
今回はいよいよクリアが「ちぢみ(縮み)」と呼ばれる症状になってしまったのでそちらについて報告させていただきます!
いつもYouTubeやネットでしっかり調べて大丈夫と思って作業しているのでまさか今回こんなひどい結果になるとは思ってもいませんでした。
それでも、これからも塗装を続けていきたいので早めに経験することが出来てよかったのかなと思います。
それで、実際の「ちぢみ」についてですが
その名のとおり塗装面が縮んだ(収縮した)状態になってます。
もったいぶると申し訳ないのでお見せしますが
こんな感じになってしまいました!(画像表示)
これを見た瞬間に何が悪かったんだろう…って思ったんですよね…
今までとやっていることは同じ気がしますが…って思いながら
後日調べてみると…
缶スプレーには、同じ塗料に見えて実は4種類の塗料があります。
アクリル・ラッカー・エナメル・ウレタン の4種類です。
簡単にメリットデメリットを紹介しますが…
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缶スプレーのメリットデメリット
アクリル
アクリル塗料とは、アクリル樹脂を主成分とする塗料
◎塗膜は硬くて、耐久性に優れる。乾燥が速い
×ガソリン等にも溶けやすい 性質があります
ラッカー
ラッカーは、揮発性(きはつせい)の高い溶剤に樹脂や合成樹脂を溶かした塗料です。
乾燥が速くて、作業性に優れています。さらに硬くて強い塗膜ができるため、塗装面を磨きあげることもできます。使いやすいですが溶剤臭(シンナー臭)がきつくて完全乾燥してもガソリンに溶けてしまう性質もあります。
◎塗膜が強い…磨けるという意味で強い
(アクリル・エナメルは、ラッカーより塗膜が弱いので乾燥後でもキズが付きやすい)
◎乾燥が早い(速乾性が高く使いやすい)
×溶剤臭(シンナー臭)がきつい
(アクリル・ラッカー塗料は完全乾燥してもガソリンに溶ける。※クリアが1液ラッカー塗料などであれば溶けます)
エナメル
★ラッカー塗料・アクリル塗料を溶かすことがないので、安心して上塗りに使用できます。(下地がラッカーや水性の場合上から塗装できる)
エナメル塗料は、アルキド(ポリエステルに属する樹脂のグループである)変性アクリル樹脂が主成分の塗料です。(品名として合成樹脂塗料と記載される)
エナメル塗料は、発色が良く、乾燥時間が長いのでムラになりにくいため綺麗な光沢を出せます。そしてエナメルはほとんどの塗料の上に重ねることができるので上塗りに使いやすい特徴があります。(上塗りに使える)ただ乾燥が遅く、塗膜が弱い(ラッカーほど強くない)ので十分に乾燥時間が必要です。(完全に硬化するとある程度ガソリンにも耐えれます。)
◎発色が良い ◎上塗りに使用できる
×塗膜が弱い(形成された塗装膜はラッカーほどは強くありません)
×乾燥が遅い
ウレタン塗料
◎樹脂の柔らかさによる密着性が高い
◎高級感がある光沢がある
◎硬化後:ガソリン等でも塗装を痛めることはありません
(ウレタン塗料は完全乾燥するとガソリンに溶けないに塗膜になる。)
ここまで塗料について紹介させていただきました。
実際クリアが縮んでしまった原因は
今回はクリアを塗る前に薄くですが、ボデーペンウレタンクリアを
塗っていたので、こちらに問題があるのかどうかをまず知らべてみると
塗料には相性があり「縮み」の原因は
溶剤が合わなかったことで起こるようです。
当然ですが「同じ種類の溶剤」であれば縮みが起こる事はありません。
「同じ溶剤」かどうかは、販売ページに缶スプレー塗料
のスペックが記載されていますので購入する場合はそちらを確認しておきましょう。
ですが今回は(無意味に)ウレタンクリアを少しだけ塗ってしまっていました。
ただ、塗ったと言っても、艶も全く出ず、明らかに少ないと思える程度の量しか塗っていないので、上塗りに影響することがあるなんて想いもしませんでした。
今回はアサヒペンのクリアラッカースプレーを塗って
仕上げているときに縮みが発生したので、アサヒペンさんに縮みについて確認してみました。下地となっているのはソフト99ボデーペン+(と)ウレタンクリアですが、
アサヒペンさんに聞けば、同業メーカーさんの成分も把握していると思ったので、アサヒペンさんに確認すれば原因がしっかり分かるかなと思い聞いてみました。
実際に電話で確認すると…
ラッカースプレーに関してはウレタン塗料に限らず
下地を解かす可能性があるので基本的には上から塗れない。
と言われました。
100%塗れないという分けではありませんが、基本的には難しい塗り方と
なってしまうので、やはりおすすめしていません。
どうしても塗りたい場合は目立たないところで試してみてください。ということです。
薄く薄く塗って頂いて乾燥2~3時間をしたら塗る。
そのように塗ると何も起きない可能性もあります。と言われましたがやはりおすすめされませんでした。
あと…縮みは
厚塗りをし過ぎると起こる可能性のある現象です。
今回はウレタンクリアを塗っていたので、厚塗りが原因となる可能性はひくいと思いますが
気になったのが、ウレタンではないボデーペンの上から塗ることは問題ないかな?
と思ったので…そのことについても聞いてみました。
ウレタンではないボデーペンの上から塗ることは問題ありませんか?
ボデーペン ペイントスプレーの上から塗ることは問題ありませんか?
調べてみると、ボデーペンとアスペンラッカースプレーは同じアクリル塗料
のようなので、塗ることができると思ったので確認しました。
すると「ソフト99さんのスプレー塗料であれば、同様の塗料と思って問題ない」と言って頂けました。
なのでやはり、同じ溶剤であれば他社の缶スプレーでも問題はないと言えそうです。
今回クリアが縮んだのはウレタンクリアが
塗ってあったことが原因で起こった可能性が高いです。
なので、ウレタンクリアの上からラッカースプレーは…例えものすごく少量のウレタン塗料だったとしても塗れない。
と思っていると間違いがなさそうです。
修正方法
修正する方法についても聞いてみました!
今クリアがしわしわになった状態になっているので
下に入っているボデーペン(青)を削らないギリギリのところまでクリアを研いで
その後、再度クリアを入れることで、修正できると思います。ということです。
ただ、実際クリアを研いで、ボデーペン(青)にダメージが
ないのかどうかは今のところ分かりません。
こればかりはもうやってみないと何もわからないので
また試してみたいと思います( *´艸`)
…なんか大変そう…ですけど、がんばります笑
まとめ
今回は「クリアの縮み」について
紹介させて頂きましたがいかがだったでしょうか?
今回は「塗料の相性が悪かった」ため
ほぼほぼウレタンクリアが「クリアの縮み」の原因だったかなと思います。
対策としては、相性の良い塗料を使うようにしましょうってことなんですが…
それで、はじめに塗料を4つ紹介していますが
アクリルとラッカーの上には、エナメル・ウレタンを
塗り重ねても大丈夫だと言われています。
アクリルの上にウレタン。ラッカーの上にウレタン。
であれば問題なく上塗りが可能です。
エナメルは完全に硬化するとある程度ガソリンにも耐えれますので
コストをおさえたいという方は…
ラッカーの上にエナメルのクリアで仕上げるというのもおすすめです。
※ご使用は自己責任でお願い致します。
今回のようにウレタンの上にラッカーをしてしまうと(絶対ではないですが)
溶剤の相性が悪いため、縮みであったり、他にも上手く行かない原因となりますので
ご自身で塗装される際には十分にご注意ください。
この動画が少しでも参考になれば嬉しいです。
今日も最後までありがとうございました♪